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病床削減巡り公開討論会

紀伊民報 8月29日(月)16時34分配信

 「在宅医療と介護の連携」に焦点を当てた公開討論会「田辺西牟婁圏域における地域包括ケアシステム」が28日、和歌山県田辺市東山1丁目のホテルであり、医療や介護従事者ら約150人が参加した。地域医療の構想で病床削減が示される中、高齢者の医療や介護の支援体制をどう築いていくか話し合った。

 主催は田辺圏域在宅医療・介護連携支援センター設立準備委員会(初山昌平代表)。

 田辺圏域(田辺市、白浜町、上富田町、すさみ町、みなべ町)の地域医療構想で県は5月、圏域内の病床を2014年7月現在の1699床から、25年には必要病床数を1113病床にする計画を公表している。

 公開討論会で、紀南病院地域医療連携室(田辺市新庄町)の栗山諒子さんは病床削減で病院に求められる内容を報告した。「田辺圏域で25年までに586床の削減が示されている。早期退院の観点から、入院と同時に退院後の在宅医療を考慮しなければならない。そのためには日頃から老後の医療や介護のことを身近な人たちと話し合ってほしい」と語り、医療や介護従事者に対しては「自分たちが何をどんなふうにサポートできるか発信していきましょう」と呼び掛けた。

最終更新:8月29日(月)16時34分

紀伊民報