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原油市場の悲観派退場-OPEC非公式会合開催で供給過剰緩和観測

Bloomberg 8月29日(月)10時33分配信

石油投資家が方向転換している。

資産運用会社による原油の売りポジションが2週連続で過去最大の減少を示す一方、買いポジションは増加した。世界の供給過剰が緩和する兆しが示される中、一部の石油輸出国機構(OPEC)加盟国の動きが増産凍結の可能性が高まっていることを示唆し、原油先物相場は3週間足らずの間に23%上昇している。

シティ・フューチャーズ・パースペクティブ(ニューヨーク)のエネルギーアナリスト、ティム・エバンス氏は「方向が大幅に変化している。投機家は7月に大挙して売却していたが、今月は大量に購入した」と指摘する。

米商品先物取引委員会(CFTC)によれば、投機家によるウェスト・テキサス・インターミディエート(WTI)の先物とオプションの売りポジションは23日終了週に6万6247枚減り、データが残っている2006年以降で最大の減少となった。一方、買いポジションは約1年ぶりの高水準に増加した。

OPECが8日、9月にアルジェリアの首都アルジェで非公式会合を開くと発表したことを受け原油価格は回復した。原題:Oil Market Pessimists Exit as OPEC Talk Spurs Bets Glut Easing(抜粋)

Mark Shenk

最終更新:8月29日(月)10時33分

Bloomberg