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イエレンFRB議長講演、ゴールドマンとPIMCOで異なる解釈

Bloomberg 8月29日(月)13時31分配信

米連邦準備制度理事会(FRB)のイエレン議長が26日に行った講演は、ゴールドマン・サックス・グループのエコノミストにとって、9月の米利上げの確率を引き上げるのに十分なタカ派的内容と映った。一方、パシフィック・インベストメント・マネジメント(PIMCO)は、講演には特筆すべき点は一切なかったと受け止めている。

債券トレーダーはゴールドマンの見解に同調している。イエレン議長がワイオミング州ジャクソンホールでの講演で利上げの論拠が強まったと述べたことを受け、市場が織り込む9月利上げの可能性が高まった。同社は9月の利上げの主観的な確率を40%と、従来の30%から引き上げたとジャン・ハッチウス氏率いるエコノミストが議長講演後のリポートで説明した。

これに対し、PIMCOのグローバル戦略アドバイザーを務めるリチャード・クラリダ氏は「確かにジャクソンホールは年次会合の場として素晴らしいが、イエレン議長は大きなニュースにしたいと考えず、議長はその点で成功した」と顧客向けリポートで分析。さらに議長講演は「金利正常化の短期的な道筋や米金融当局の長期的なインフレ目標の枠組み」について、いかなる手掛かりも示さなかったと主張した。

原題:Pimco at Odds With Goldman on Yellen as September Rate Bets Rise(抜粋)

Kevin Buckland, Lilian Karunungan

最終更新:8月29日(月)13時31分

Bloomberg