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中川政七商店の大日本市博覧会、第3回目は『長崎博覧会』。波佐見町を舞台に。

Webマガジン コロカル 8/29(月) 12:11配信

コロカルニュースvol.1832

1716年創業の奈良の老舗〈中川政七商店〉は、創業300周年を迎えた今年2016年、1年をかけて全国5地域から日本のものづくりの魅力を発信するイベント〈大日本市博覧会〉を展開しています。

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第3回目は、ずばり〈長崎博覧会〉!中川政七商店がはじめてコンサルを行った工芸産地でもあるという、やきもののまち長崎県・波佐見町を舞台に、9月22日(木)~25日(日)の4日間、イベントを開催します。

そして、今回の〈長崎博覧会〉では、地元の地域おこしイベント〈ハッピータウン波佐見祭り〉も同時開催。こちらは、数々の陶磁器ブランドを運営する〈マルヒロ〉の馬場匡平氏を中心に、工芸・アート・ファッション・音楽・フード・アウトドアなど、さまざまなジャンルの人々が集結して、地域産業を次世代へ繋ぐイベントです。

会場は国登録有形文化財でもある、旧講堂(旧波佐見町立中央小学校講堂兼公会堂)。和洋の要素を取り入れた、とってもレトロで雰囲気のある講堂と外の敷地全体が、工芸の祭典の舞台です。

気になるイベントの内容はというと…、まずはなんといってもお買い物。講堂内には、長崎博覧会限定の工芸〈蔵出し市〉が登場します。

〈蔵出し市〉で並ぶのは、生産の過程でわけあって販売できなかった品々。いわゆる「B級品(B品)」と呼ばれるものたちです。

実は今回のイベントでは、この“B品”からとったBをコンセプトとして掲げており、小さな傷や汚れ、メーカーや販売店の定めた仕様とのわずかな違いのために、少なくない数の製品が“廃棄品”となってしまう問題にも目を向けています。

B品を、ただ安く売るのではなく、B品に至った経緯や、ものづくりの背景もきちんと伝えることを大切に考えています。材料限りある資源の中で、ものづくりを長く続けるための、視点や取り組みにも注目なのです。

そのほか、中川政七商店の300周年記念商品や、日本各地の工芸品を販売する巨大やぐらも登場! 九州のブランド・クリエイターが多数出店する、〈九州のモノマーケット〉や〈thought market〉も開催されます。

楽しみはお買い物だけではありません。地元グルメや九州の食材を使ったおいしいものもいっぱい。24日限定で、波佐見焼の専用カップを買うと、生ビールが一日中飲み放題(!)なんて、うれしい特典も!

さらに、やきものの産地ならではの「皿踊り」や、波佐見町の伝統芸能「雷神太鼓」の演奏。九州を拠点に活躍するユニット「オイルワークス」によるライブなど、音楽イベントも盛りだくさん!波佐見のまちを、地元の皆さんで盛り上げてくれます。

また期間中は、波佐見町と佐賀県の嬉野市、武雄市、有田町を周遊して楽しむためのガイドブック〈ぐるぐるひぜん〉も販売。ガイドブックには、4市町の周遊バス乗り放題特典もついているそうなので、波佐見町から少し足をのばしてみるのもいいかもしれません。今年のシルバーウィークは、イベント盛りだくさんの波佐見町で、やきものを遊びつくしてみては?

information
大日本市博覧会 第三回〈長崎博覧会〉
期間:2016年9月22日(木)~25日(日)
会場:旧波佐見町立中央小学校講堂兼公会堂(国登録有形文化財)
住所:長崎県東彼杵郡波佐見町井石郷2200
入場料:大人500円、高校生以下無料


writer profile
Yuki Hashimoto
橋本ゆうき
はしもと・ゆうき●長崎県出身。大学でデザインや工芸について学び、在学中より、これからの社会や暮らしについて考えるフリーペーパーを発行。その後、長崎県のタウン誌「ながさきプレス」に約5年勤務。編集長も務める。現在は、まちや地域、暮らしに携わる編集者。

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最終更新:8/29(月) 12:11

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