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アドバンテック、IoTゲートウェイが島根富士通の製造工程効率化に採用

BCN 8月30日(火)14時31分配信

 アドバンテック(マイク小池社長)は8月29日、島根富士通(宇佐美隆一社長)での製造工程を見える化するための実証実験で、アドバンテック製IoTゲートウェイ「UTX-3115」が採用されたと発表した。

 島根富士通では、リペアライン上をリアルタイムに見える化することで、作業の優先順位をより適切に判断できるようにしたいと考えていた。そこで今回、修理対象製品にビーコンセンサーを貼り付け、位置・滞留時間・出荷期限の情報を、UTX-3115でリアルタイムに収集し、富士通のIoTデータ活用基盤サービス「FUJITSU Cloud Service IoT Platform」に送り、見える化のシステムを形成した。この情報を作業者全員で共有することで、効率的な作業を実現。修理にかかるリードタイムと出荷遅延時の追加トラック手配にかかるコストの削減につなげている。

 また、島根富士通は、製造ライン上の機能試験工程でも、試験をパスできなかった不具合原因の特定・再発防止策を講じるための仕組みづくりに取り組んでいる。ここでは、工程を動画や静止画で撮影したものを、UTX-3115に集約し、画像解析処理を行うことで見える化を進めている。この情報をリアルタイムに分析することで、効率的なエラーの発生原因を作業工程にフィードバックし、傾向分析を行えるようにした。将来的には不具合の誤検知を減らし、余分な修理対象製品の発生の削減につなげる予定。

 大量のセンサー情報、動画や静止画などの画像解析には、高い処理性能が必要となるが、UTX-3115はIntel Atom E3826プロセッサを採用しており、負荷を気にせず使用することができたという。これらのソリューションを国内外に展開していくうえで、ワールドワイドに拠点をもつアドバンテック製品の供給性・サポート体制も、採用のポイントになったとしている。

最終更新:8月30日(火)14時31分

BCN