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香川 W杯アジア最終予選へ強行軍の裏事情

東スポWeb 8月30日(火)10時2分配信

 日本代表の背番号10がサッカー界の地盤沈下を食い止める。ロシアW杯アジア最終予選UAE戦(9月1日、埼玉)に臨むハリルジャパンが28日、さいたま市内で合宿をスタート。ロシア行きの切符をつかむ戦いを前に、MF香川真司(27=ドルトムント)が意外な行動で強い責任感を示した。そこには、単にチームの勝利を追求するだけではない深刻な“裏事情”があった。

 W杯アジア最終予選に向けて背番号10が力強く語った。「負けられない試合が続くし、初戦と2戦目は必ず勝たないといけない。年齢も27になった。それなりの経験をしているし、責任を持って最終予選に集中して臨みたい。しっかり結果を出せるようにしたい」

 その意欲は行動にも表れていた。ドイツ1部リーグ開幕のマインツ戦(27日)後、すぐに帰国便に飛び乗ると、28日に到着した成田空港から、さいたま市内の練習場に直行した。香川は「試合後5分くらいでスタジアムを出てきた。日本に着いて4日間ある。明日に着くのとは違って時間は十分にあるので、しっかり調整していきたい」。

 同じ試合に出たマインツFW武藤嘉紀(24)は29日に帰国予定だけに、香川が高い意識で体調管理に取り組んでいるのは明らか。プレー面への好影響も必至で、さらなる覚醒の予感も漂う。10番は「今でも思い浮かべる」という昨年1月のアジアカップ準々決勝UAE戦でPKを失敗したリベンジを誓ったが、実は強行軍の理由は、ほかにもあった。

 それは人気低迷が叫ばれている日本サッカー界への懸念だ。3月24日にTBS系で中継されたW杯アジア2次予選アフガニスタン戦の視聴率は12.9%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)と危険水域に突入し、チケットも4年ぶりに売れ残った。選手も敏感に反応し、本田圭佑(30=ACミラン)が「空席が目立つな」と嘆いたように、チーム内でも危機感が叫ばれているという。

 さらに、なでしこジャパンがリオデジャネイロ五輪予選で敗退し、五輪に出場した手倉森ジャパンは1次リーグ敗退。日本サッカーへの期待感が急速にしぼんでしまったことも要因だ。この苦境下でA代表がW杯最終予選の初戦に負けるようなことがあれば、サッカー界は再び“冬の時代”に突入しかねない。そこで背番号10が危機を打破するために奮い立ったわけだ。

 今予選に向けて2戦連続で出番なしとなった本田の状態は不透明。DF長友佑都(29=インテル)も負傷で代表を辞退し、リーダーの自覚を強くしている。かねて「まだ責任を果たしていない」と話すように、代表では安定した力を発揮できていないが、万全の準備を整えた今、香川が大仕事をやってのけるはずだ。

最終更新:8月30日(火)10時17分

東スポWeb

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