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平渓のポスト、日本統治時代から現在まで地域を見守り続ける/台湾

中央社フォーカス台湾 8月30日(火)15時33分配信

(新北 30日 中央社)ノスタルジックな町並みで、観光客の人気を集める平渓(新北市)。平渓老街の細い路地を抜けた先にある平渓郵便局の前には、歴史を感じさせる緑色の鋳鉄製ポストが立っている。日本統治時代後期に設置されたとされるこのポストは70年以上にわたり、地域住民と遠く離れた場所にいる人々の思いを繋げてきた。

平渓郵便局の張如南経理(支配人)によれば、同局は1941(昭和16)年開局。新北市政府観光旅遊局によると、同局前のポストの様式は1960年代によく見られたものだという。

同様の形のポストは場所を取るために、都市の発展に伴い、次第に廃止されていった。だが、平渓郵便局は比較的高い山の坂道にあったためにそのまま残され、現在では同局の特色の一つとなっている。

同ポストは現役のものとしては台湾全土で最古を誇る。そのため、ポストカードを購入し、このポストに投函していく観光客も多い。人気の記念撮影スポットにもなっているという。

(王鴻国/編集:名切千絵)

最終更新:8月30日(火)15時33分

中央社フォーカス台湾