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【タイ】味の素、風味調味料の生産を4割増強

NNA 8月30日(火)8時30分配信

 
 味の素は29日、タイの連結子会社タイ味の素を通じて、同国で風味調味料「ロッディー(Ros Dee)」の生産能力を増強すると発表した。8億バーツ(約23億6,200万円)を投じ、中部サラブリ県のノンケー工業団地にある工場で生産設備の増設や包装工程の自動化などを推進。来年8月に生産能力を現行比で約4割引き上げる。
 ロッディーは、タイで1979年に発売した炒め物やスープなどに使用される汎用(はんよう)調味料。味の素は積極的なマーケティングや外食市場の開拓などにより、2011年度以降にロッディーの販売量を年平均5%以上伸ばし、タイでトップシェアを維持している。国内の需要増に対応するため、今回の生産増強を決めた。
 タイでは中間所得層の拡大を背景にした世帯当たり使用量の増加と、屋台を中心とした外食市場での使用機会の拡大で、風味調味料市場が過去5年で約3割増の約7万トン規模に成長。今後も市場の拡大が見込まれるという。
 味の素グループは14~16年度の中期経営計画で、タイをグローバル成長に向けた「海外コア展開国」の一つとし、重要な成長ドライバーとして位置付けている。20年度にタイのコンシューマーフーズ事業の売上高を12年度比2倍に引き上げる目標を掲げている。

最終更新:8月30日(火)8時30分

NNA