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先人の功績、誇りに ペルーで沖縄県人移民110年式典、翁長知事出席、600人祝う

琉球新報 8月30日(火)5時4分配信

 ペルー沖縄県人移民110周年記念式典が28日(日本時間29日)、ペルー・リマ市のペルー沖縄県人会館で開かれ、県系人ら約600人が参加した。参列した翁長雄志沖縄県知事は「不屈の精神で試練を乗り越え、きょうの県系社会の発展とその地位を築かれた。ペルーの発展に寄与されていることは、沖縄で暮らすウチナーンチュにとっても大きな誇りである」とあいさつし、ペルーの県系人社会の礎を作った先駆者たちの労苦をねぎらった。


 翁長知事は、100歳以上の県出身者4人のそれぞれ本人または家族に感謝状を授与した。感謝状を贈呈されたのは、仲程善樽さん(108歳、うるま市出身)、上田はるさん(102歳、同)、宮城まつさん(102歳、大宜味村出身)、大田守玄さん(102歳、本部町出身)の4人。

 90歳以上の部門の80人を代表して、比嘉喜盛さん(93)=北中城村出身=に、さらに屋良アルトゥーロ・ペルー沖縄県人会長にも感謝状が贈られた。

 また、第6回ウチナーンチュ大会が10月に開催されることについて触れ「多くの方々が同大会に参加いただくことを県民一同おもてなしの心でお待ちしている」と参加を呼び掛けた。

 県人会館の屋外に設置された特設ステージで記念公演が行われ、2千人以上の人たちが集い、沖縄の伝統芸能などを楽しんだ。

 式典、記念公演では「海邦養秀ネットワーク構築事業」の一環で、沖縄から派遣されている高校生5人、大学生5人が県人会の会員らと共に運営に関わった。

琉球新報社

最終更新:8月30日(火)9時54分

琉球新報