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農山村活性化へ 静岡県、クラウドファンディングを活用

@S[アットエス] by 静岡新聞 8月30日(火)7時57分配信

 地域資源を活用した魅力ある農山村づくりに向け、県はインターネットで資金を調達する「クラウドファンディング」の活用促進に乗り出す。農山村活性化に関心を持つ人が活用法を実践的に学べる研修会を企画するほか、「ふじのくに美しく品格のある邑(むら)」に登録された地域が実際にクラウドファンディングの活用を目指す場合はアドバイザーを派遣するなど、側面からの支援に力を入れる。

 県によると、農山村側に自らの創意工夫で「特産物をつくる」「伝統芸能を復活させる」といったプロジェクトを始めたい希望があっても、資金不足から実現に至らないケースがあった。

 一方、近年活発化するクラウドファンディングの手法で外部資金を調達し、農山村振興につなげた事例が県内外で見られるようになったため、県内でも導入を促していくことにした。

 研修会は県東、中、西部で31日から11月上旬までの間に3回ずつ開催する。成功事例の紹介や、グループワークでの演習などを予定する。

 クラウドファンディングは、事業に賛同・共感した不特定多数の人から出資を募る。仲介役になる運営会社は複数あり、「寄付型」「購入型」など形態もさまざまだ。

 県農地保全課の担当者は「運営会社の審査もあり、やりたいことを他人に分かるようにPRしなければならない。農山村側の企画力や情報発信力を高めることにつながる」と効果に期待している。

 研修会の問い合わせは同課<電054(221)2713>へ。

静岡新聞社

最終更新:8月30日(火)7時57分

@S[アットエス] by 静岡新聞