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ANAの787、エンジン不具合で成田引き返し 誤表示の可能性も

Aviation Wire 8月30日(火)21時12分配信

 8月30日午後1時ごろ、全日本空輸(ANA/NH)の成田発ムンバイ行きNH829便(ボーイング787-8型機、登録番号JA814A)が静岡県浜松市付近上空を飛行中、左エンジンの振動が高いことを計器が示したため、成田空港へ引き返した。乗客59人と乗員9人にけがはなかった。

 NH829便は成田を午後0時37分に離陸。浜松市付近上空の高度約1万500メートルを飛行中、左右の主翼に1基ずつあるエンジンのうち、進行方向左側にある第1エンジンの振動が高いことを計器が表示したため引き返し、午後1時53分に成田へ着陸した。

 ANAによると、同社の787全機が採用している英ロールス・ロイス(RR)製エンジン「トレント1000」で、中圧タービンブレードが破断した3件のトラブルが起きた時とは計器表示が異なり、エンジン停止を必要とする警告は出なかったという。

 成田へ到着後にエンジンを確認したところ、中圧タービンブレードの破断は起きておらず、計器故障による誤表示などの可能性を含め、今後原因を究明する。

 乗客は別の機材に乗り換え、午後6時34分に成田を再出発した。ムンバイへは定刻より6時間10分遅れとなる午後11時55分に到着する見込み。

 成田-ムンバイ線は冬ダイヤ最終日の3月26日まで、ほぼ全席をビジネスクラスにしたボーイング737-700ER型機「ANA BusinessJet(ANAビジネスジェット)」で運航していた。全2機がこの日で退役したことに伴い、夏ダイヤ初日となる翌3月27日からは、現在運航している787-8の長距離国際線仕様機(169席:ビジネス46席、プレミアムエコノミー21席、エコノミー102席)を投入している。

 ANAが保有する旅客機のうち、同路線を飛ぶために必要な航続距離1万キロ前後の機材では、787-8の169席仕様は最少の座席数だが、従来の737-700ERと比べて約4倍に増えた。

Tadayuki YOSHIKAWA

最終更新:8月31日(水)0時15分

Aviation Wire

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