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為替動向を見ながら目先的には需給だけでの動き

ZUU online 8/30(火) 8:10配信

先週も台風の日に電車が止まりましたが、本日も電車が止まり、会社に着くのが20分程度遅くなりました。朝の20分というのは非常に貴重で、何とかして欲しいものです。株式市場は昨日は久しぶりに大幅高となったという感じでしたが、今一つ盛り上がりに欠ける感じです。「円安を好感して」というほど円安でもないような気もしますし、要は株式投資は需給も大切ということですね。

それにしても最近(でもないですが、最近は特に)、新聞等の記事もこう言っては何ですが、酷いものが目立ちます。年金資金の損失でもそうですし、企業動向や株式市場というものについてもう少し勉強すべきではないかと思います。インターネットやSNSで流れているようなニュースが常に正しいというような見方は、特に株式相場に関していえば、改めた方が良いと思います。

米国株高で為替も落ち着いているのですが、昨日の大幅高の反動もあり、本日の日本市場は上値の重い展開となりそうです。それでも円高が進むということでもない限り、持ち高調整の売り買いも一段落となった感もあるので底堅い堅調な展開となりそうです。為替水準を気にした業績下振れ懸念はあるものの、円高がさらに進むという懸念も薄れており、手仕舞い売りに押されながらも日銀買い期待などもあって値持ちは良いのだと思います。

さすがに一気に17,000円を試すということにはならないのでしょうが、米国利上げの可能性が高まり、連れて為替が円安になれば17,000円を試すことになるのでしょう。それまでは上値の重さを確認しながら16,500円~600円水準を中心とした動きで方向感に乏しくなりそうです。

本日の投資戦略

為替の先行きが不安なだけに思い切って買い切れないということではないかと思います。素直に輸出関連銘柄に乗り切れず、物色対象に迷うという感じです。内需銘柄は為替の影響が少ないとは言え、あえてここから買い上がるという雰囲気でもないし、輸出株を買い上がるには水準が高く、為替の不安があるということでしょう。

ここから上昇が続くということでもないのでしょうが、逆に売り急ぐ動きかというと日銀買い期待などもあって買い難いと思います。日銀の緩和政策などの思惑に振らされることもあるのでしょうが、為替動向を見ながらファンド筋などの持ち高調整の売り買いに振らされるということもありそうで、目先的には需給だけでの動きとなりそうです。

清水 洋介(しみず ようすけ)
証券経済アナリスト。大和証券、ソシエテジェネラル証券、マネックス証券を経て投資情報サービス会社「ピクシスリサーチ」を設立 (現・アルゴナビス)、「チャートの先生」「投資のプロ」として、講演やセミナー活動を活発に開催。テレビや雑誌などでも投資についての解説、講義なども行っている。メールマガジンも配信中。

※当記事は、証券投資一般に関する情報の提供を目的としたものであり、投資勧誘を目的としたものではありません。

最終更新:8/30(火) 8:10

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