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<スタイルアクト>東京23区内の高年収学区を公表

まんたんウェブ 8/30(火) 18:56配信

 不動産コンサルティングのスタイルアクト(東京都中央区)は30日、東京23区内の平均世帯年収を小学校区ごとに算出し、各行政区で1位となった校区を公表した。全体で最も平均年収が高かったのは、港区の南山小学校区だった。

 校区ごとの平均世帯年収は、国勢調査や住宅土地統計調査を基に、自社独自のロジックを使い分析・算出した。

 同社によると、平均世帯年収が高い小学校区と人気小学校区は、相関する傾向にあるという。世帯年収が高い学区は、「歴史と伝統がある」「研究パイロット校指定」といった教育環境の良さと、「高級住宅街や大手企業社宅が存在する」という平均世帯年収を上げる要素を併せ持っており、最近では、学区選択に制限を設ける行政区もあり、人気学区が抽選になるケースも増加。行政区によっては新入学時にのみ学区を選択でき、転居時には選択できないなど、学区選択制への制限は今後も進む傾向があるという。

 ◇港区

 全体の1位になった港区の南山小は、学区内に六本木ヒルズや元麻布ヒルズなど専有面積の広い高級マンションが数多く建ち並んでおり、学区の中でも、元麻布1丁目の平均年収が特に高い。港区では他にも、白金小(平均年収865万円)や、学校選択制で最も競争倍率の高い御成門小(平均年収893万円)など、人気の学区が上位にランクインした。

 ◇文京区

 文京区は、近年、年少人口が増加し住宅地域として人気が高まっており、1位の礫川小は、富坂(現春日通)を上った高台に位置し、春日や小石川エリアの一部が含まれている。そのため、景観がよく、教育環境も優れているため、絶好のマンション立地となっている。特に、礫川小区内の春日2丁目は、立地の良さを売りとした高級マンションが多数存在し、高世帯収入者が多い。

 ◇江東区

 人口増加が著しい江東区では、タワーマンションが立ち並ぶ豊洲エリアを学校区とする豊洲北小が、最も年収の高い学区となった。豊洲エリアは、都心へのアクセスが良いため、職住近接を求めるファミリー層に人気のエリアで、豊洲北小学校区は、新しく開発されたマンション街(豊洲1~3丁目)を含んでおり、道路は広く、緑が多いという特徴もあり、中でも、豊洲1丁目は、平均年収が高い。

 ◇杉並区

 杉並区の1位は、西萩北エリアを学区とする桃井第三小学校区。JR西荻窪駅北口から徒歩3分の好立地で、西荻北1~3丁目を含む。また、小学校が杉並区教育委員会からタブレット端末を使用したICT(情報通信技術)活用の研究パイロット校に指定されるなど、教育環境の良さから学校選択制で人気となっている。特に西荻北3丁目は、駅に近く、敷地面積の広い戸建て住宅が多いなどの特徴から、他の地域よりも平均年収が高い。

最終更新:8/30(火) 19:07

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