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サンゴ使用の壁塗料、台湾へ 沖坤が海外展開

琉球新報 8月30日(火)11時45分配信

 建築内装材を製造・販売する沖坤(名護市、宮城勝社長)は29日、沖縄の海で採取した風化造礁サンゴを使用した塗り壁素材「琉球塗料 琉海美粉」20トンを台湾向けに出荷した。同社の本格的な海外出荷は初めて。6月には中国・福建省で代理店契約を締結しており、県産品を武器に海外展開を拡大させる。


 琉海美粉は緻密な細孔が多数ある多孔質物質で、建築物の臭いや湿気の吸着除去に効果があるとされる。沖坤は2005年に同製品を開発。年間60トン程度を県内外に出荷している。沖坤は今年1月に台湾の建設関連企業と総代理店契約を締結した。今回は注文を受けた40トンのうち、半分を初出荷した。

 29日に那覇港内で出荷商品を点検した沖坤の奥間智仁海外営業チームサブリーダーは「台湾にない素材で、サンゴの吸放湿性と希少性が認められた。北京や大連からも問い合わせがあり商品の需要は高い」と話した。

琉球新報社

最終更新:8月30日(火)11時45分

琉球新報