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カプリコの「あたま」だけ発売? ほかにもあったイイとこどり商品6選

ZUU online 8月30日(火)19時10分配信

「誰にも気兼ねなく、好きな部分だけをたくさん食べてみたい」という願望を持ったことはないだろうか。好きな食べ物の中でも、外身や中身など特に好きな部分というのは、誰しも持っているだろう。最近登場している、イイトコどり商品がその願望を叶えてくれるかもしれない。

■ファンの声に答えて商品化

江崎グリコから8月23日、コーンカップにエアインチョコの乗ったお菓子、カプリコの「あたま」部分だけが発売された。その名も「カプリコのあたま<いちご味>』。「上のチョコだけ食べたい」という声に応えて作られ、“カプリコのひとくち目のおいしさを楽しめるひとくちカプリコ“がコンセプトだという。発売から46年目にしての登場に、SNSなどでも歓迎されているようだ。

イイトコどり商品の火付け役といえば、山崎製パンの『メロンパンの皮 焼いちゃいました』だろう。2014年に関西の限定商品として発売され、Twitterなどで拡散されて人気を集め、すぐに全国展開となった。

メロンパン好きの女性社員の「おやつでは大きすぎる」「いつも皮だけ食べている」という声から出来たもので、消費者の「あったらいいな」を実現している。

■こんなにあった、イイトコどり商品~いいとこだけ切り取りver. 

「カプリコのあたま」以外にもある、イイトコどり商品を紹介しよう。

◎クッキー生地がたまらない 山崎製パン「メロンパンの皮 やいちゃいました2」
「メロンパンの皮 焼いちゃいました』の進化版で、サイズが一回り大きくなった以外にも、メロン風味をアップし、メロンパン独特の格子模様もついた。しっとりしたクッキーのような食感で、風味や味の再現性が上がっている。

◎殿様も愛した食材 江戸屋「鮭皮チップ」
古くは『吾妻鏡』の中で、献上された鮭を食べた源頼朝がその味を褒めたという話も残る鮭。特に皮が好きという人もいるだろう。前田利家は畳一畳の鮭の皮となら、城と交換してもいいといったほどだという。前田利家はじめ、鮭の皮好きに嬉しいのが「鮭皮チップス」だ。北海道産の鮭の皮だけをオーブンで焼き上げ、チップスにしたもので、ほんのり塩味がきいていて、おつまみやおやつにもいいだろう。

◎餃子の街がお届けする ユーユーワールド「ご飯にかけるギョーザ」
全国的にも人気の宇都宮餃子を、具だけで商品化したのが「ご飯にかけるギョーザ」。にんにくはもちろん、おからやピーナッツなどが入っており、餃子の具の味を再現している。通常の具材よりも水分が多く、そのままご飯にかけても、卵焼きの具やラーメンのトッピングなどにしても美味しい。

◎番外編 あなたはどっち派? 明治「チョコだけのこの里」「クッキーだけのこの里」
きのこの山派か、たけのこの里派かという論争はネット上で見かけるが、たけのこの里派の中でも好みが分かれるという。その好みに応えたのが、チョコだけ・クッキーだけの「たけのこの里」だ。限定生産でプレゼントキャンペーンが行われたのだが、70万以上の応募があり、追加募集までされる盛況ぶり。商品化を望む声も多く、その可能性も0ではないだろう。

■掛け合わせのイイとこどり商品~ハイブリットスイーツver.

好きな部分を切り取るだけでなく、いいところの掛け合わせも商品化されている。こうしたハイブリットスイーツは、10年ほど前に欧米から入ってきたものだが、欧米以外でも新商品が生まれている。

◎ニューヨーカーにも人気 クロワッサン×ドーナツ
ミスタードーナツが「ニューヨーカーがハマった魅惑のスイーツ」で売り出した、クロワッサンとドーナッツのハイブリットスイーツ。クリームやチョコたっぷりの濃厚な味わいで、全3種類の味も人気だった。すでに販売はされていないが、現在はクロワッサンマフィンやフィナンシェドーナツなど、新たな商品が登場している。期間限定なので、終了前に試してみてもいいだろう。

◎カラフルでかわいい マカロン×アイス
韓国生まれで、ニューヨーカーの間でも人気になったのがマカロンアイス。マカロンの皮に、アイスクリームを挟んでおり、カラフルな見た目も人気の一因だ。韓国の店舗によっては自分好みにアレンジすることもできる。日本にも上陸したので、甘いモノが好きな人は試す価値ありだ。

■イイとこどり商品の歴史はカスタマイズ?

イイとこどりの歴史をさかのぼると、古くはそばの「抜き」に通じる。天ぷらそばのそばを抜いたものを「天抜き」、鴨南そばのそばを抜いたものを「鴨抜き」という。ほかにも丼もののご飯抜きである「台抜き」など、ツウの食べ方として知られている。

最近では、ラーメンの麺を抜いたメニューも登場。ラーメンの汁に具だけ、もしくは麺の代わりにキャベツが入ったものなどもある。イイとこどりは、昔から日本人に馴染みがあるもののようだ。

色々な商品が生まれるのは、お客様のニーズに応じたいという日本人のサービス精神が背景にあるだろう。美味しいところだけ抜いたり、美味しいものを掛け合わせたり、どちらもちょっとしたアイデアで生まれたものだ。サービス精神とユーモアのある製造元に要望を出したら、いつか好みのイイトコどり商品が生まれるかもしれない(ZUU online編集部)

最終更新:8月30日(火)19時10分

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