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マイコだけじゃない! 巨人の火種助っ人クルーズ

東スポWeb 8月30日(火)16時42分配信

 2位巨人は29日、ヤクルトとの北陸2連戦(30日福井、31日富山)に備えて福井入りし、同市内で指名練習を行った。28日のDeNA戦(横浜)にマイルズ・マイコラス投手(28)の大暴れで5連敗を喫したチームには重苦しいムードが漂ったまま。さらに打の新助っ人を巡ってまた別の“火種”がくすぶっている。

 チームは台風10号による交通機関の混乱を考慮し、新幹線などの陸路で無事に福井に到着。その後は阿部や村田ら一部の選手を除いて軽めに調整し、移動中から翌日の天気を気にしていた由伸監督は「大丈夫そうだね」と笑顔で帰りのバスに乗り込んだ。

 とはいえ、チームを取り巻く雰囲気は決して良くはない。マイコラスが投球中に捕手の小林誠に不満をぶちまけ、ベンチ内ではグラブやバットを投げつけるなど大暴れ。この一件について一夜明けてもあるナインは「ノーコメント!」と固く口を閉ざしピリピリ。爪痕の大きさを物語った。

 しかも、チーム内の“火種”はマイコラスだけではない。問題視されているのが今季から加入したルイス・クルーズ内野手(32)だ。4月28日の阪神戦(甲子園)で受けた左足首への自打球の影響が尾を引き、登録を2度抹消。今月9日に再び復帰したが、打率は2割5分9厘から2割3分8厘まで落ち込んだ。チームスタッフによると「ケガから4か月たつが、まだ一進一退。その日のコンディションを見て先発で使うかを判断している状態」だといい「日によって『痛い』と言ったりするクルーズに監督もかなりカリカリしているようだ」と明かした。一時は指揮官も同じ二塁を守るルーキーの山本を練習に参加させるなど尻を叩いたが、調子は上向かず。練習時にはクルーズにジッと鋭い眼光を向けるシーンも少なくない。

「打撃や守備にムラがあるのは球団も分かっていたことで、性格的には明るくムードメーカーの役割も果たしてくれている。ただ結果を残せないで同じような振る舞いだと“何をヘラヘラしてるんだ”とも映ってしまう。これは受け取り方次第で難しいところではある」(別のスタッフ)

 前夜の試合では本塁打を放ったが、勝負を決する守備のミスを犯したクルーズ。指揮官の冷たい視線はしばらく続きそうだ。

最終更新:8月30日(火)16時42分

東スポWeb