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三軍戦で最速147キロ 松坂がついに鷹の救世主に?

東スポWeb 8月30日(火)16時42分配信

 日本ハムとのマッチレースを繰り広げている首位・ソフトバンクの救世主として、あの男が浮上してきた。28日の独立リーグ・香川との三軍戦では3回を1安打無失点に抑え、一軍登板が視野に入ってきた松坂大輔投手(35)だ。

 右肩手術からの復帰を目指している松坂は25日に広島との二軍戦で約3か月ぶりに実戦復帰。1イニングを無失点に抑えた。3回無失点と好投した28日の香川戦では最速147キロをマーク。工藤監督は29日に「順調ならバックアップとしての準備はしてもらう。先発に調子の悪い投手がいたり、何かあれば、投げさせてみるというのもあるかもしれない。今シーズン投げてもらうような調整はしてもらうつもり。2~3週間後に仕上げた状態で判断したい」と話した。

 今後は中6日の間隔でイニング数を伸ばしていく予定。次回は9月4日の巨人との二軍交流戦で4~5イニングを投げ、状況次第で9月25日の古巣・西武戦(西武プリンス)でチャンスが回ってくることになる。

 とはいえ、松坂は昨季から一軍登板がない。現在は順調で、大一番でも勝負強いとはいえ、優勝争い真っただ中での“ぶっつけ本番”は文字通りの賭けになる。それでも白羽の矢が立つ可能性があるのには、急転しているチーム事情もある。

 現在、投手陣はリーグ2位のチーム防御率3.02を誇るが、疲れも見えてきている。首脳陣は「リリーフ陣が苦しくなってきている」と危機感を募らせている。現在の先発ローテは武田、東浜、中田、和田、千賀、岩崎だが、中継ぎ経験のある岩崎を後ろに回す必要性も検討されている。

 ただ、先発は頼みの綱・バンデンハークの調整遅れが大誤算で、ようやく二軍で実戦復帰の段階。大隣も二軍で状態が悪い。あとは実績の少ないメンバーとなり、残る先発候補は「現状ではまず摂津、次が(ロングリリーフ要員で一軍にいる)山田になる」(チーム関係者)。ただ、松坂のXデーは最後の山場となりそうな8連戦中で、松坂にも備えてもらう必要があるというわけだ。

 ソフトバンクでいまだ戦力になれず、世間から冷たい視線を送られている松坂。もちろん勝てばヒーロー、逆に悪い結果となれば状況関係なしにさらに大きな批判を浴びそうだが、果たして平成の怪物の復帰登板は実現するか。

最終更新:8月30日(火)16時42分

東スポWeb

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