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【中日】解任したのに来季も谷繁監督に給料1億円!幻になった“4年契約の4年目”

スポーツ報知 8月30日(火)5時4分配信

 中日が事実上、解任した谷繁元信監督(45)に対して来季分の年俸を支払う方向で調整していることが29日、分かった。球団は2014年から年俸1億円の単年契約を結び、3年目の今季まで毎年更新してきた。だが13年オフの就任当時、落合博満GM(62)や佐々木崇夫球団社長(69)は再三「4年契約」とアナウンスしてきた。法的にも道義的にも、17年の年俸の全額、または大部分の支払いは逃れられないと判断した。

【写真】2013年、就任会見で佐々木社長と握手を交わす谷繁監督

 佐々木社長は9日の休養会見直後、谷繁監督の契約年数を当初「4年」と発表していた意図を問われ「4年はやってもらいたいという期待値だった」と苦しく弁解した。しかし、白井文吾オーナー(88)はこの日までに、契約内容について「魑魅魍魎(ちみもうりょう)もいいとこだな。つまり、本人の要求をある程度入れとるんじゃないか。要するにカネの世界ですから」と話し、幻になった“4年契約の4年目”も支払う責務があるとの見解を示した。

 さらに同オーナーは「休養の次の日くらいからやってるんじゃないか」と、契約履行に向けた事務作業に着手していることを示唆。来季に支払う予定の給料の具体的な金額や、名目を「慰労金」とするかを含め、詳細を詰めている最中だ。オーナーの認識に沿って、別の球団首脳も「契約通りにやります」と明言した。

 谷繁監督はすでに名古屋市内の住まいを引き揚げており、横浜市内の自宅に戻り、家族と水入らずの生活を送っている。来季は旧監督と新監督に年俸を“二重払い”することになった中日。落合GM体制で人件費の大幅なカットが敢行されている中、痛い出費となりそうだ。

最終更新:8月30日(火)9時4分

スポーツ報知

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