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永六輔さんお別れの会、テーマは「笑って帰ってもらう」 娘・麻理明かす

デイリースポーツ 8月30日(火)10時12分配信

 肺炎のため7月7日に亡くなった放送タレント・永六輔さん(享年83)の次女でフリーアナウンサーの永麻理(55)が30日、東京・青山葬儀所で永さんのお別れの会開始前に取材に応じた。台風10号が接近中で「台風も父のいたずらかしらと思っちゃう。父は面白くないことを面白くする人。『台風を楽しむくらいのことが見たいな』って言ってるみたい」と瞳を潤ませた。

 「六輔 永(なが)のお別れの会」と題された会は、麻理いわく「泣く方を出さない。笑って帰ってもらう」がテーマ。ラジオをライフワークにしていた永さんらしく、会場には記帳の代わりにポストを設置し、ハガキを投稿してもらう「お便りコーナー」などを設けた。

 祭壇には20代、50代、70代後半の永さんが笑っている3枚の遺影を並べた。その手前に骨つぼが置かれ、麻理は「ものすごく大きな骨つぼを用意したんですけど、あふれんばかりで。『80代でこんなにお骨が残っているのは珍しいです』と言われて、みんなで『ワー!!』って拍手したくらい」と笑った。

 かつて永さんは著書の中で「自分の葬儀はこうしろ、というのを毎年書いている」とつづっていた。父の著書にあまり触れてこなかったという麻理は「どうにも見つからなくて、どこにあるんだろう、って。でも、晩年の本に『毎年そう書いてきたが、残された娘たちがかわいそうなので好きなようにやりなさい』とあった。気を遣う人でしたので」と、しみじみ。「父はアイデアマンで、こういう場をしきるのがうまかったので『なんで肝心なときにいないんだろう、父がいたらすごく楽しい会になったのに』とみんなで言ってました」と亡き父に思いをはせた。

最終更新:8月30日(火)22時18分

デイリースポーツ