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「ISとの戦いに集中を」米国防長官がトルコ・クルド勢力に要請

ロイター 8月30日(火)12時14分配信

[ワシントン 29日 ロイター] - カーター米国防長官は29日、国防総省での記者会見で、過激派組織「イスラム国」(IS)掃討作戦で米国と連携しているトルコとクルド人武装勢力がシリア北部で衝突していることについて、「双方に対し、互いに争わずISとの戦いに集中するよう求めた」ことを明らかにした。

クルド人武装勢力を安全保障上の最大の脅威とみなしているトルコは先週、シリア北部に越境し、ISだけでなくクルド人武装勢力の支配地域をターゲットにして空爆や砲撃を実施している。

カーター長官は、シリアにおいて今後もSDFとトルコ双方との協力を維持していく方針を強調。「(トルコとクルド人武装勢力が)歴史的な対立を抱えていることは理解している。しかし、米国の国益は明確だ。彼ら同様、ISと戦いたい。だから彼らに『優先すべきことを明確にしよう』と呼びかけている」と述べた。

ローズ大統領副補佐官(国家安全保障問題担当)は、トルコがこれ以上クルド人勢力主体の「シリア民主軍(SDF)」を攻撃対象にすれば、ISに対して統一戦線を張るための努力が損なわれると指摘した。

*写真を差し替えて再送します

最終更新:8月30日(火)13時13分

ロイター