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「相鉄・JR直通線」と「相鉄・東急直通線」の開業時期が先送りに /神奈川

みんなの経済新聞ネットワーク 8月30日(火)15時0分配信

 鉄道建設・運輸施設整備支援機構(横浜市中区本町6)と相模鉄道、東京急行電鉄は8月26日、「相鉄・JR直通線」と「相鉄・東急直通線」の開業時期が、用地取得の難航に伴う工事の遅れや建設物価高騰などにより、開業時期が遅れると発表した。 (ヨコハマ経済新聞)

 「相鉄・JR直通線」の開業予定は、2018年度内から2019年度下期に、「相鉄・東急直通線」は2019年4月から2022年度下期に変更となる。

 「相鉄・JR直通線」は、相鉄線の西谷駅(保土ケ谷区)とJR東海道貨物線・横浜羽沢駅(神奈川区)付近間に約2.7キロの連絡線を新設し、相鉄線とJR横須賀線・湘南新宿ラインが相互直通運転を行う。運行区間は海老名駅(相鉄本線)および湘南台駅(相鉄いずみ野線)~西谷駅~羽沢駅(仮称)~大崎駅~目黒駅~渋谷駅から新宿駅方面につながる。

 同事業は、2009年10月に工事施工認可を受け、2010年3月25日に起工式を行い工事を進めてきた。当初、2015年4月の開業を目指していたが、JR東海道貨物線との接続部の工事の遅れなどにより、2018年度内の開業としていたが、さらに遅れることとなった。

 「相鉄・東急直通線」は、JR東海道貨物線横浜羽沢駅付近に新設される羽沢駅(仮称)から東急東横線・目黒線日吉駅までの約10キロメートルの路線で、新横浜駅(仮称)、新綱島駅(仮称)の2駅を新設する。羽沢駅~新横浜駅間の建設工事を相鉄が、新横浜駅~日吉間の建設工事を東急が行う。

 建設費は、建設需要増大などを背景とした建設物価の高騰や、土壌汚染対策法の変更などの法令の改正、地質調査の結果を踏まえた工法変更などにより、約2,739億円から約4,022億円に変更になる見通し。

 両路線の整備により、横浜市西部及び神奈川県央部と東京都心部の地域間の速達
性が向上し、広域鉄道ネットワークの形成や新幹線アクセスの向上が図られるとともに、既設路線の混雑緩和や乗換え回数の減少、沿線地域の活性化などに寄与することが期待されている。

みんなの経済新聞ネットワーク

最終更新:8月30日(火)16時0分

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