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シンガポールでジカ熱国内感染 アルジュニードの建設現場で

みんなの経済新聞ネットワーク 8月30日(火)16時52分配信

 シンガポール中心地より東に位置するアルジュニード地区でジカ熱感染者41人が確認された。シンガポールの保険省(MOH)は8月28日、ジカ熱発生国へ渡航した者がいないことから、国内感染と発表した。厚生労働省は29日、シンガポールをジカ熱の流行地域に指定し、妊娠中の女性に対し、可能な限り流行地への渡航を控えてほしいと呼び掛けている。(シンガポール経済新聞)

 感染が最初に確認されたのは26日。現在までに感染者は41人で、コンドミニアム建設現場で働く外国人労働者が多くを占めた。シンガポールの環境省(NEA)は、感染が確認された居住地で殺虫剤の散布を実施、感染拡大を防いでいる。地元の幼稚園では、虫よけスプレーの持参を推奨するなど、ジカ熱感染防止に向けて対応している。

 ジカ熱はジカウイルスを持った蚊に刺されることで感染する。数日間の潜伏期間の後、発熱、発疹、結膜炎、関節痛などの軽度の症状が見られる。母体から胎児への感染を起こすことがあり、小頭症などの先天性障害を起こす可能性があるといわれる。世界保健機関(WHO)は、流行地域への妊婦の渡航を控えるよう勧告している。

みんなの経済新聞ネットワーク

最終更新:8月30日(火)16時52分

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