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日経平均は横ばい、薄商いで方向感乏しい 日中値幅は今年最低

ロイター 8月30日(火)15時25分配信

[東京 30日 ロイター] - 東京株式市場で日経平均は横ばい。外為市場で円安進行が一服したことに加え、日本株は前日に大幅高となった反動もあり、朝方から利益確定売りが先行。日経平均は一時59円安となったが、ドル/円<JPY=EBS>が102円台に戻すと為替に連動した先物買いなどでプラスに転じる場面もあり、方向感は乏しかった。

日中値幅(高値と安値の差)は74円31銭と今年最低となった。

米利上げが意識される中で、前日の米国株が上昇したことは投資家心理の改善につながった。米景気拡大への期待などで素材株や電子部品株などの一角が物色された。きょう大引けでのJPX日経400のリバランスなどをにらみ、買い需要が発生するとみられるメガバンクが強含んだ一方、売り需要の通信株は軟調だった。

小幅な値動きに伴って商いも閑散。リバランスに伴う売買分を除けば東証1部の売買代金は今年最低水準だった。松井証券シニアマーケットアナリストの窪田朋一郎氏は「日銀によるETF(上場投資信託)買いが支えとなり売り仕掛けしにくい一方、上値の戻り売りをこなせるほどの買いも入っていない。週末発表の米雇用統計待ちだ」と述べた。

個別銘柄では、OBARA GROUP<6877.T>が続伸。29日、2016年9月期末の配当予想を従来の30円から60円に上方修正。積極的な株主還元を好感する買いが先行した。自社株買いを発表した群馬銀行<8334.T>も堅調だった。

東証1部騰落数は、値上がり778銘柄に対し、値下がりが1029銘柄、変わらずが164銘柄だった。

日経平均<.N225>

終値      16725.36 -12.13

寄り付き    16690.98

安値/高値   16677.85─16752.16

TOPIX<.TOPX>

終値       1312.81 -0.43

寄り付き     1310.09

安値/高値    1308.39─1315.46

東証出来高(万株) 154953

東証売買代金(億円) 16783.44

(杉山容俊)

最終更新:8月30日(火)15時25分

ロイター