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「帝国の慰安婦」著者の公判 被告と検察が8時間以上攻防

聯合ニュース 8/30(火) 19:21配信

【ソウル聯合ニュース】旧日本軍の慰安婦問題に関する著書「帝国の慰安婦」で慰安婦被害者の名誉を傷つけたとして、名誉毀損(きそん)罪で在宅起訴された朴裕河(パク・ユハ)世宗大教授(日本語日本文学科)の公判が30日、ソウル東部地裁であった。朴氏側は「慰安婦の強制性を否定したことはない」として、検察側と激しい攻防を繰り広げた。

 検察と朴氏側は「帝国の慰安婦」に記述された「売春」「同志的関係」などの表現が慰安婦被害者の名誉を傷つけたかどうかについて、8時間以上にわたり論争した。

 検察は「帝国の慰安婦」の35か所の内容は虚偽事実であり、被害者の名誉を傷つけたとして朴氏を起訴していた。

 検察は1993年の河野洋平官房長官談話や96年の国連人権委員会の「クマラスワミ報告書」、98年の「マクドゥーガル報告書」など、慰安婦の強制性を認めた歴史的な事実を取り上げ、「慰安婦被害者は自発的な売春婦ではなく、日本軍に自ら協力しなかったが、『帝国の慰安婦』は虚偽の事実を記述した」と起訴の理由を説明した。

 朴氏の弁護人は35か所の内容について、名誉毀損罪に当たらず、個人の意見だと主張。その上で、「慰安婦の本質が売春だとしたことはなく、むしろ『性奴隷』などの表現を使って強制性を認めた」と反論した。

 これに対し、検察は「朴教授は本に多くの逆接(の言葉)を入れ、安全装置を設けた」として、「いまになってあいまいな表現を強調し、手のひらで天を覆い隠そうとしている」と主張した。

 公判では議論が進展せず、35か所のうち、10か所の表現のみに対して検討が行われた。次回公判は来月20日に行われる。双方は次回の公判前までに、慰安婦被害者を証人として出廷させることを検討する計画だ。

最終更新:8/30(火) 20:58

聯合ニュース

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