ここから本文です

【箱根への道】夏の合宿名所で「黒姫・妙高駅伝」初開催 初代王者に日体大

スポーツ報知 8月31日(水)15時2分配信

 夏の合宿地として例年、多くのチームが集う長野・信濃町と新潟・妙高市を舞台とした「黒姫・妙高山麓大学駅伝」(通称、黒姫・妙高駅伝)が28日、初開催された。4区間28・7キロ、標高差約200メートルなタフなコースに15校、21チームが参加。主力選手が出場した日体大Aが1時間29分21秒で優勝した。2位の早大、3位の駒大は「1・5軍」が選抜され、学生3大駅伝のメンバー入りに向けてアピール。各校とも夏合宿の練習の一環としながらも、実戦ならではタスキリレーで強化を図った。

 10月の出雲、11月の全日本、そして、新春の箱根。3大駅伝を目指す学生ランナーが“夏のオープン戦”に挑んだ。夏合宿の名所として知られる長野・黒姫高原と新潟・妙高高原の県境越えコースで「黒姫・妙高駅伝」が今年、初開催。勝負よりも強化を目的として15校が参加した。

 チームの底上げを図るため、1・5軍クラスや下級生を中心として出場したチームが多い中、日体大は主力級を投入した。A、Bの2チームを編成し、計8人のうち3人が箱根駅伝経験者。日体大Aは1区の辻野恭哉(3年)が首位と4秒差の区間2位でつなぐと、2区の中川翔太(1年)、3区の小松巧弥(4年)が連続区間賞。最終4区の山本航平(4年)も区間3位でまとめ「初代王者」に輝いた。

 日体大も他校と同様にレースに向けた調整練習は前日だけ。2日前には400メートル12本のスピード練習、3日前には25キロのペース走を行ったばかり。疲労が蓄積された中のレースは、あくまで練習の一環。しかし、タスキを身につけた以上、勝負にこだわるのが駅伝ランナーの本能だ。スタートから飛ばした1区の辻野は「走りにキレがなくてラストスパートで離されたが、序盤から積極的に走り、中盤の苦しいところも粘れた。普段の練習よりも自分を追い込めました」と納得の表情で話した。

 2位の早大はAチーム選手(10人)を除いた中で、好調な4選手が出場。1区3位と力走した藤原滋記(3年)は「レースの緊張感、他校との駆け引きは練習では味わえない。夏合宿の締めくくりとして、いい走りができました」と振り返った。3区2位で1人を抜いた清水歓太(2年)は「(白地の)第2ユニホームですが、大学に入って初めてWのユニホームを着て駅伝を走れたことは大きなプラス。これをきっかけに早くAチームに上がり、3大駅伝メンバーに入りたいですね」と笑顔で話した。

 3大駅伝経験者が1人もいなかった駒大は3位。大八木弘明監督(58)は結果を冷静に受け止めた。「今季、上がってきてほしい選手を使った。前日が90分走、2日前が400メートル16本、3日前が30キロ走をやって、体が一番きつい時にどれだけレースで踏ん張れるか、見たかった」と話した。アンカーで区間賞を獲得した藤木悠太(3年)が一番の収穫。指揮官は「単独走が得意で駅伝に強いタイプ。今年は練習がしっかりできているので箱根駅伝の10人のメンバーに絡んでもらいたい」と期待を込めた。

 箱根への道を走り続ける関東の大学は午前中のレースを終えると、休憩を挟み、午後にきっちりと練習をこなした。箱根駅伝には「夏を制する者が冬を制す」という格言があることを選手のだれもが知っている。(竹内 達朗)

最終更新:8月31日(水)15時56分

スポーツ報知

TEDカンファレンスのプレゼンテーション動画

暗闇で光るサメと驚くほど美しい海洋生物たち
波のほんの数メートル下で、海洋生物学者であり、ナショナルジオグラフィックのエクスプローラーかつ写真家のデビッド・グルーバーは、素晴らしいものを発見しました。海の薄暗い青い光の中で様々な色の蛍光を発する驚くべき新しい海洋生物たちです。彼と一緒に生体蛍光のサメ、タツノオトシゴ、ウミガメ、その他の海洋生物を探し求める旅に出て、この光る生物たちがどのように私たちの脳への新たな理解を明らかにしたのかを探りましょう。[new]