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クールビズによるネクタイ業界の窮地はどれだけ深刻?

投信1 8/30(火) 12:15配信

この記事の読みどころ

 ・ まだまだ残暑が厳しいと予想されますが、クールビズのおかげで昔よりはしのぎやすくなっていると考えられます。
 ・ クールビズが本格導入された2005年以降、ネクタイの需要は驚くほどに激減しました。
 ・ 今後も、社会ニーズの変化に対応できない業界は淘汰されていくでしょう。

もうすぐ9月。しかし、残暑はまだ続く

気が付くと8月も残り2日、もうすぐ9月です。9月と聞くと秋の訪れというイメージがありますが、実際には残暑で大変です。気象庁が公表する東京のデータを見ても、9月の平均気温は、6月の平均気温より高いことが分かります。

直近30年間で6月の平均気温の方が高かったことはわずか2回しかなく、9月の平均気温が2~3度高いようです。もちろん、地域によって違いがあると思いますがあと1か月は、この残暑に悩まされる日が続きそうです。

クールビズの定着で男性会社員はしのぎやすくなった

しかし、その一方で、“昔に比べれば夏の暑さもしのぎやすくなった”と感じている男性サラリーマンの方々も多いはずです。その理由は、クールビズが定着したことに尽きましょう。夏季期間、具体的には、6月~9月末まで(注:最近は10月末までが主流の模様)、ノーネクタイ、ノージャケットのビジネスカジュアルが一般的になっています。

今から十数年前までは、どんな酷暑でも社内・社外を問わず、男性会社員はネクタイ着用が当然でした。誰一人、愚痴もこぼさずにネクタイを着用していたのです。真夏に喉元を締め付けるネクタイのあの苦しさは、女性に理解してもらうのは不可能かもしれません。

クールビズの本格導入は2005年の小泉政権から

さて、今では当たり前となった夏季期間のクールビズですが、本格導入されたのは2005年(平成17年)からです。当時の小泉政権が旗振り役となり、多くの国会議員や地方議員にも“奨励”したことで、日本社会に根付くきっかけとなりました。

しかし、この新しいドレスコード(服装基準)が認知されようとした2005年6月、日本ネクタイ組合連合会が当時の小泉首相、及び、各閣僚に抗議声明文を提出しています。ご記憶にある方もいらっしゃるでしょう。

声明内容は正確に覚えていませんが、“クールビズの影響でネクタイの売上が減少する”というものだったと思われます。すると、小泉首相は“これをビジネスチャンスに変えてほしい”という内容の返答をしたと、筆者は記憶しています。

いずれにせよ、日本ネクタイ組合連合会が、クールビズの浸透に深刻な危機感を持ったことは確かです。あれから10年強が経過していますが、実際にネクタイの需要はどうなったのでしょうか。

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最終更新:8/30(火) 12:15

投信1

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