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JSRなど3社が3Dプリンターで樹脂製義足を開発 ANAの社員が空港で実証

日刊工業新聞電子版 8/30(火) 13:55配信

生産コスト7割減、保安検査場での負担軽く

 JSRと全日本空輸(ANA)、SHCデザイン(神奈川県茅ケ崎市)は29日、3Dプリンターで造形する樹脂製の義足を共同開発したと発表した。金属部品を含む一般の義足に比べ軽く、生産コストも20―30%程度に抑えられる。2017年の販売を目指す。

 JSRが展開する糸状の樹脂材料(フィラメント)「ファブリアル」を使い、SHCデザインが仕上げた。義足を使用しているANAの社員が実際に装着もし、空港の保安検査場や各種サービスにおける使い勝手を検証。航空会社として可能なサポートを検討する。

 義足は金属の部品を含むためサビが発生する懸念があり、海岸や温泉で使えない課題がある。また空港の保安検査でもセンサーが反応するため、改めて係員のチェックを受ける必要があった。

最終更新:8/30(火) 13:55

日刊工業新聞電子版

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