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デノン、ヘッドホン発売50周年に新フラッグシップイヤホン発表

Stereo Sound ONLINE 8/30(火) 12:20配信

人気モデルAH-C710を7年ぶりにリニューアル

 デノンは、今年でヘッドホン発売50周年を迎える。29日午後、それを記念した発表会とトークショーが開催された。

 会場では、まず同社取締役の中川圭史氏が登場し、デノンのヘッドホン分野での歩みを紹介してくれた。

 そもそもデノンは1910年に創業した、100年以上の歴史を持つオーディオブランドで、蓄音機なども発売してきた実績を持っている。

 さらにヘッドホンについては、1966年のSH-31や、平面コイル振動板を搭載した1976年発売のSH-90、1990年代にはワイヤレス伝送のAH-F500といった人気モデルを多数送り出してきている。

 さらに2000年代に入ると、AH-D2000やAH-D7000などの音質にこだわった製品群、さらに2012年にはミュージックマニアックシリーズのAD-H7100EMがオーディオファン向けのハイファイサウンド技術を搭載して発売されている。

 中川氏は、デノンはヘッドホン50周年を記念して、これまでの製品を支えてくれたファンに加えて、新製品を通して新たな層にもアピールしていくと語っていた。

 そこで発表されたのは、ダイナミック型のインイヤホン3モデルだ。それぞれの型番と価格は以下の通り。

今回のラインナップ
AH-C820 想定市場価格2万円前後(9月下旬発売)
AH-C720 想定市場価格1.5万円前後(9月中旬発売)
AH-C620R 想定市場価格1万円前後(9月中旬発売)

 この3モデルは、2009年に発売され、7年ものロングセラーとなったAH-C710直系の後継機となるAH-C720を中心に、上位モデルと弟機が加わった製品構成となっている。以下でその特徴を紹介する。

 まずトップモデルのC820は、以下のようなポイントを持っている。

・ハイレゾ対応
・11.5mmダイナミック型ドライバーを片チャンネルに2基搭載
・OFCケーブル採用
・アルミとABS樹脂のハイブリッドで共振を抑える
・デュアルアコースティック・オプティマイザー
・デュアルダイレクトケーブル採用

 C820の特徴は、ハウジング内に11.5mmのユニットを向かい合わせに配置したダブルエアーコンプレッションドライバーの搭載にある。これにより振動板面積を確保し、圧倒的な低音感と量感の再現を実現したという。

 また、ドライバーの前後の音圧バランスを調整することで、振動板のピストンモーションを最適化するアコースティック・オプティマイザーについても、2基のドライバーそれぞれに対してチューニングを行なっているという。

 中堅モデルのAH-C710は、11.5mmのダイナミックドライバーを1基搭載した製品で、こちらもハイレゾ対応を果たしている。本体はアルミ+ABS樹脂のハイブリッド構造、アコースティック・オプティマイザーも採用するなど、構造面はC820を継承している。

 末弟のAH-C620Rは、iPod/iPhone/iPad対応の3ボタンリモコンが付いたシリーズだ。ドライバーは11.5mmのダイナミック型で、本体もアルミ+ABS樹脂だが、アウトドア等でも活用して欲しいという狙いから、アルミを減らして軽量化を図っている。

 カラリングはC820がシルバーのみ、C720とC620Rはシルバーとブラックの2色展開となっている。また、3モデル共通の付属品として、Comply製イヤーピースと、ケーブルまで簡単に収納できるキャリングケースが同梱されている。

 なおデノンでは新製品の発売を記念して、C820/C720/C620Rのいずれかを購入した人を対象に、音楽ダウンロードストアのレコチョクで使えるクーポン券「うたコード」を540円分プレゼントする。クーポンは製品に同梱されているので、購入の際は確認をお忘れなく。

 最後に今後の予定として、スポーツ用の防滴ワイヤレスヘッドホンAH-C160WやヘッドホンのフラッグシップAH-D7200の発売も告知された。どちらもC160Wは近日、D7200は12月の発売を予定しているという。

 もうひとつ、アニメとのコラボモデルも予定されている。「劇場版 魔法少女まどか★マギカ」とコラボしたAH-GC20スペシャルエディションだ。AH-GC20はワイヤレス・ノイズキャンセリング・ヘッドホンで、今回は完全限定生産となる。詳細は9月中旬に発表されるようなので、ファンはしばしお待ちを。

Stereo Sound ONLINE

最終更新:8/30(火) 12:20

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