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「マイホーム購入と賃貸、どっちが得?」と思ったとき、考えるべきこと

マネーの達人 8月30日(火)5時6分配信

賃貸住まいをしていると、

「このまま家賃を払うんだったら、買ってしまったほうが得なんじゃないか?」

と思いませんか?

マイホームは人生の大きな買い物のひとつ。一括購入できればいいのですが、現実的にはローンを組んで買う人がほとんどです。何十年間とローンを返済していくわけですから、無理のない返済計画を立て、買ってよかったと思える物件を見つけたいものです。

しかし最近は、少子化に伴う人口減少で人よりも住宅の方が余っていく、だから過剰供給が進む住宅の資産価値は下がっていく一方だとも言われています。

マイホームを購入しても、固定資産税や修繕費といった維持費はかかります。前提条件によって異なりますが、マイホーム購入と賃貸では、50年間のコストを考えるとほぼ差はないというのが一般的です。

それぞれにメリット・デメリットがある

かかるお金にそこまで差がないのだとすると、考えておきたいのがそれぞれのメリット・デメリットです。

■マイホーム購入のメリットとデメリット

マイホーム購入のメリットは、自由にリフォームできたり、終の棲家を手に入れたという安心感を手に入れられること。

デメリットはローンを組むことで利息を払わなければいけない、転勤や結婚、出産、子どもの独立などライフスタイルが変わったら簡単に住み替えることができないことなどが挙げられます。

■賃貸のメリットとデメリット

賃貸のメリットは、ライフスタイルが変わったら住み替えができることです。マイホームを購入した場合と違って、住み替えるために売るとか貸すといった面倒な話が出てきません。

デメリットは、最後まで自分のものにはならないこと、リフォームができないことなどです。

得か損かで考えることではない!

結局、マイホーム購入と賃貸ではどちらが得か? と思ったとき、損得勘定で物事を考えるのではなく、自分がどういうライフスタイルを目指しているかで考えたほうが満足な買い物ができます。

理想とする生活を思い描いたとき、そこにはおしゃれな家具が置かれたマイホームがある、あるいは小さいころからマイホームを持つことが夢だったという場合は、マイホームを購入したほうが理想通りの豊かな暮らしをすることができると思います。

対して、マイホームに憧れていたけど、資産価値が上がらないから損すると言われて購入を諦めたのでは、得をしたかもしれませんが幸せではないですよね。

もちろんマイホームを購入するのであれば、ローンの返済計画を立てることが必須ですが、得か損かで物を買うのではなく、物を購入した結果、生活がどんなふうに自分の幸せにつながるのか、豊かになっていくか。高い買い物でも安い買い物でも、そこを見失わないことが重要です。

■損得勘定ではないモノがある

私の友人も、最近マイホームを購入しました。転勤族ですが、子どもを転校させるのがかわいそうだったので、小学校入学前には購入したかったとのこと。
「小さい家だけど、子どもたちに残しても恥ずかしくない家にした」
と話す彼女。そこには損得勘定ではない、心の豊かさがあるような気がしました。(執筆者:垣内 結以)

最終更新:8月30日(火)5時27分

マネーの達人