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国際協力銀行、モロッコ商業銀と提携。日系企業のアフリカ進出後押し

ニュースイッチ 8/30(火) 7:52配信

金融支援の総額が70億ドル規模に

 国際協力銀行(JBIC)はモロッコ最大手の商業銀行のアティジャリワファ銀行(AWB)と業務提携する。モロッコを中心にアフリカ全域で日本企業が参画するプロジェクトに協調融資するなど協力を深め、アフリカへの輸出や投資を後押しする。JBICはアフリカへの金融支援を拡大している。地場銀行と密接な関係を構築することで、日本企業の現地での事業機会の創出につなげる。

 26日に覚書を結んだ。AWBは資産規模ではモロッコで最大、アフリカ地域全体でも第6位。アフリカ域内の仏語圏を中心に24カ国に支店を持つ。

 JBICとAWBはこれまでもアフリカでの石炭火力発電プロジェクトや日本企業が参画する大型インフラ事業で協調融資の実績がある。今回、業務協力を結んで関係を緊密にすると同時に、日本とアフリカ間の経済関係の強化につなげる。

 28日までケニア・ナイロビで開かれていた第6回アフリカ開発会議(TICAD VI)にはアフリカ54カ国の首脳らが参加。教育や経済を支援する合意文書「ナイロビ宣言」を採択した。安倍晋三首相は現地での共同記者会見で、日本が官民を挙げてアフリカ主導の発展を支援する方針を表明した。

 JBICも従来のアフリカ貿易投資促進ファシリティを拡充。支援期間を従来の2013年―17年の5カ年から18年までの6カ年に延長し、金融支援の総額をこれまでの50億ドル規模から70億ドル規模に引き上げた。

最終更新:8/30(火) 7:52

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