ここから本文です

「男性にモテるには英会話は意味がない」VOGUE JAPANの女性像に批判

BuzzFeed Japan 8月30日(火)18時35分配信

女性ファッション誌「VOGUE JAPAN」が7月、公式サイトに掲載した記事が、批判を受けている。【BuzzFeed Japan / 山光 瑛美】

「価値の高い」女性

「【ヴォーグなお悩み外来】 この夏の恋を制するには?」と題したこの記事では、男性を引き付ける価値の高い女性がどのような人物なのか、恋愛カウンセラーぐっどうぃる博士がアドバイスしている。

男性にモテるには、「見た目は極めて重要」。「30代になる頃からモテなくなる」のを回避するには、中身を磨くことが大事だが、語学勉強や趣味など、スキルアップは意味がないのだという。

「女性は英会話の能力や茶道の嗜み、海外旅行に行くことなどが自分を磨くことだと思ってしまう傾向があります。しかしこれらは、男性の関心を引くという観点では意味がありません」

では、男性は女性の何に関心を持つのだろうか。

男性が求める自由を邪魔しない。駄目出しをしないで、能力を褒める要素を持つ女性が男性を引き付ける。さらに、「自分の素を最初から出してしまう女性がいますが、それはNG」であり、男性が何を求めているのか見極めなければいけない、などと並ぶ。

このアドバイスに対して、「男性を褒め、媚びへつらい、控えめにする。そんなことが女性の魅力でしょうか」、「女性の自立やパワーを存分に表現するVogueさんがこのようなミソジニー(女性蔑視)な記事を出すのは非常に残念」、「 自分がやりたい事を機嫌よく楽しんでる時に『そんな事してもモテないよ』って、大きなお世話」と、非難する声が寄せられている。

キャリアウーマンに支持されているVOGUE JAPAN

日本の女性誌の中で、VOGUE JAPANはどう位置づけられているのか。主に自立志向の強いキャリア女性に好まれるファッション誌だと、ファッション文化論が専門の甲南女子大学准教授・米澤泉さんは語る。

「モード誌ということで、載っているファッションは最先端。中身も自立志向の強い女性とか、キャリアを持っている女性の方に好まれています。女性を基本的に応援するスタンスを持つ雑誌でもあり、ウーマンオブザイヤーも毎年実施し、社会で活躍する女性を表彰しています」

問題になっているVOGUE JAPANの記事については、「『CanCam』とか『JJ』の赤文字系雑誌に書いてあったら、別にあそこまで反応はなかったと思います」と米澤さんは話す。大学生をターゲットとした赤文字系雑誌は「男性に好かれるファッションやメイク、そして日常の行動を中心に編集しています」。

VOGUE JAPANに、「赤文字」のような記事が載っている。VOGUE JAPANの読者層が期待していた内容ではなかったため、「疑問に思った人もいるのではないか」というのが、米澤さんの考えだ。

1/3ページ

最終更新:8月31日(水)10時23分

BuzzFeed Japan

いかにして巨大イカを見つけたか
人類は水中撮影を始めたときから巨大イカ(ダイオウイカ)を探し求めてきました。しかしその深海の怪物を見つけることは難しく、今まで撮影に成功したことはありませんでした。海洋学者であり発明家でもあるエディス・ウィダーは、ダイオウイカの初の撮影を可能にした知見とチームワークについて語ります。