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今さら聞けないFintech 基本の「き」をおさえましょう。

マネーの達人 8月30日(火)5時20分配信

雑誌や新聞で最近、Fintech(フィンテック)という言葉をよく耳にします。金融系の言葉だと認識はしていても、詳しいことは知らない。流行り言葉として何となく使っている。そして、今さら聞けないという人も多いでしょう。

今日は「今さら聞けないFintechについて」、基本の「き」からおさえましょう。

1. Fintechは「金融 × IT」

■言葉の意味

「Fintech」という言葉は、「Finance(金融)」と「Technology(技術)」のふたつを掛け合わせた造語です。

IT技術を活用して、既存の金融サービスをさらに便利にしたり、いままでになかったようなサービスを生み出したりすることを指します。そのテクノロジーをFintechと定義する場合と、それに取り組む動き全体や企業をFintech(企業、領域)と称する場合が多いです。

■Fintechに取り組む企業

Fintechに取り組む企業はさまざまです。

ITの世界で輝かしい業績を残してきた大企業が参入している場合も、ベンチャー企業やスタートアップ企業が「この技術が世界を変える」と斬新な技術を生み出して企業やVC(ベンチャーキャピタル)から資金調達を行い、サービスを市場に提供するケースがあります。

また、Fintechは 「× 金融」がメインですが、

「× 不動産」
「× 保険」
「× 煩雑な文章や資料のクラウド化」(データをオンライン上に一元管理すること)

も含みます。

不動産であれば「ReTech」、保険ではあれば「InsurTech」という区別した言葉を使いますが、現状はまとめてFintechを使う場合も多いです。

2. Fintechをめぐる現状

Fintechは現在、バズワード(インターネット上の注目ワード)として、大手金融機関やベンチャーキャピタルなどが資金提供をしようとする姿勢を見せ始め、日本においてもFintechのベンチャー企業が成長していこうという段階です。

Fintechのニュースと関連して、「〇〇から△△億円の資金調達」という言葉が使われているのはそのためです。

現在Fintechを代表する技術としては、

・ 銀行のアカウントと連携し家計のBS(バランスシート)を自動で生成するPFM(Personal Financial Management)

・ 企業の財務経理処理をオンライン化するクラウド会計システム、オンライン送金、職歴等以外のデータから行う融資審査、暗号通貨

などをよく耳にします。

もちろん、このほかにも金融 × ITを駆使した、さまざまなFintech技術が生まれています。

3. これからはFintechの媒介役が大切?

日々新たな技術が生まれていくFintech領域。

実際に生活、とくに日常の
「ちょっと困ったな」
「面倒だな」
を変える技術も浸透していくことでしょう。

さまざまな企業が「Fintechの媒介役」を担っています。Fintechに近づくためには、まずはその革新的な技術を理解したり、Fintech企業を先導する経営者のメッセージを聞いたりするところから始めてはいかがでしょうか。(執筆者:工藤 崇)

最終更新:8月30日(火)5時20分

マネーの達人