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【ブラジル】サンパウロ州が最多 貨物盗難、全国の44%にも

サンパウロ新聞 8月30日(火)3時41分配信

 全国各州の公共保安局のデータと保険会社及び貴重品輸送会社からの情報に基いて全国貨物運送業者会(NTC)がまとめた調査によれば、2015年にブラジル全国で発生した輸送中の貨物の盗難事件の44.10%はサンパウロ州内で起こっていた。伯メディアが18日付で伝えた。

 同調査によれば、15年には全国で1万9250件(前年比10%増)、被害総額11億2000万レアル(約336億円)の貨物盗難事件があった。そして、そのうちの8490件はサンパウロ州内の街道などで起こったものだった。サンパウロ州に次いで多かったリオ州内での発生件数は全体の37.54%、7226件だった。サンパウロ、リオの2州だけで、全国で起こった貨物盗難事件の81.64%を占めた。

 16年に入ってからもこの状況は大きく変化していないようだ。サンパウロ州公共保安局のデータによると、16年上期(1~6月)の同州内での貨物盗難件数(届け出ベース)は4398件と、15年同時期の4424件とほぼ同じだった。4398件のうちの3559件はサンパウロ市を含む大サンパウロ都市圏内で起こったものだった。

 NTCは、盗賊の標的となるいくつかの製品の中では、飲料の被害が増加傾向にあるとしている。

サンパウロ新聞

最終更新:8月30日(火)3時41分

サンパウロ新聞