ここから本文です

東京五輪での期待高まる 柔道金メダリスト3人が会見

AFPBB News 8/30(火) 19:55配信

【8月30日 AFPBB News】リオデジャネイロ五輪の柔道で金メダルを獲得した男子90キロ級のベイカー茉秋(Mashu Baker)と73キロ級の大野将平(Shohei Ono)、女子70キロ級の田知本遥(Haruka Tachimoto) が30日、都内の日本外国特派員協会で記者会見した。これまでの世界選手権を2度制覇してきた大野は「海外にも日本の強くて美しい柔道がみせられた」と喜びを語り、「チャンピオンの務めとして、競技の素晴らしさを伝えられる攻撃的な柔道を追求したい」と抱負を述べた。

 日本選手団は男女各7階級で、金3、銀1、銅8の計12個のメダルを獲得。前回のロンドン五輪の金1、銀3、銅3の計7個から大きく獲得メダル数を伸ばし、日本柔道の復活を印象づけた。

 日本は2012年のロンドン五輪で、お家芸である柔道男子で五輪史上初めて金メダルを逃すという苦汁をなめていた。翌年、女子代表における暴力指導や全日本柔道連盟(All Japan Judo Federation)の助成金不正流用疑惑など、不祥事が続いた。

 米国人の父を持つベイカーは、「柔道の人気が低迷していると言われるなかで、リオ五輪で僕が金メダルを取って、柔道のイメージを上げたいという気持ちで臨んだ」と話した。また、「ロンドン五輪では金メダル『ゼロ』という結果に終わったということは、何かを変える必要があった。井上康生(Kosei Inoue)監督は、外国の格闘技を取り入れるなど新しいことを試みたが、それが結果につながった」と振り返った。

 田知本は「これからもっと若い人も出てくる。私たちのようなベテランもしのぎを削っていくと思う」と東京五輪への意気込みを見せた。

 一方、大野は「東京五輪での柔道に対する期待がより高まっていると感じる。逆にメダルを取って 当たり前という期待になったかもしれない。自国開催で今回と比べものにならないプレッシャーがかかってくるが、小さな目標を立て、それが4年後につながれば」と語った。(c)AFPBB News

最終更新:8/30(火) 19:55

AFPBB News