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果物の魅力と可能性学ぶ

紀伊民報 8月30日(火)16時34分配信

 和歌山県田辺・西牟婁の農業関係者が地域農業の課題を考える「SUN・燦紀南農業者の集い」(実行委員会主催)が29日、田辺市内のホテルであった。果物の研究家で消費啓発活動をする国際フルーツ協会代表の中野瑞樹さん(40)が果物の魅力や拡大の可能性を語った。

 課題を考えることで地域農業の発展や活性化につなげようと毎年開いている。今回は農業者や生活研究グループのメンバーら約100人が参加した。

 中野さんは和歌山市出身。京都大学で砂漠について研究し、東京大学の教員となった。その後、果物に興味を持ち、緑化にもつながるとして、果物の研究を始めた。全国で講演したりテレビ番組に出演したりして、消費啓発活動に励んでいる。7年間、食事は果物だけだという。この日は「フルーツの持つ役割と将来展望」と題し講演した。

 果物について「食べ過ぎると太り、体に悪いという人がいるが、そんなことはない。多いのは水分。糖分はご飯より少ない。野菜とともにがんのリスクを下げるといわれている」と説明。今春に農研機構果樹研究所が発表したミカンの疾病リスク低下の効果についても触れ「総合栄養食品だ」と紹介した。

最終更新:8月30日(火)16時34分

紀伊民報