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哲学館、憩いの場に 「階段庭園」に眺望デッキ

北國新聞社 8月30日(火)2時39分配信

 かほく市は、来年4月に点灯開始を予定する県西田幾多郎記念哲学館周辺のライトアップ事業に合わせ、哲学館前の「階段庭園」にウッドデッキを新設する。開館時間を夜間まで延長して館内にもソファなどを置き、テークアウトの飲食を用意して、まちの夜景を楽しむことのできるくつろぎの空間を創出する。9月補正予算案に事業費1億840万円を盛り込む。

 ウッドデッキは階段横にあるだ円形の花壇に沿って設置する。ソファやカウンターを置く哲学館5階の展望ラウンジとともに、座って夜景を一望できる場所として整備する。ライトアップに合わせ、館内のカフェでテークアウト商品の提供も始める。

 来年4月から、休館日以外は毎日午後9時までライトアップする。閉館時間も通常の午後5時半から同9時に延長し、展示スペースも楽しんでもらえるようにする。

 ライトアップ事業では、哲学館周辺の「哲学の杜(もり)」にさまざまな色を表現できる発光ダイオード(LED)150基を埋め込む。桜や県産高級ブドウ「ルビーロマン」など、かほくの四季をイメージした演出のほか、行事などに合わせた計8パターンを用意する。

 哲学館と駐車場を結ぶ「思索の道」や階段庭園にもLEDを設置し、頭上を覆う木々や足元を照らす。ライトアップは、東京スカイツリーなどを手掛けた国内屈指の照明デザイナー戸恒浩人氏が設計・監修する。

 哲学館は世界的な建築家安藤忠雄氏の設計で、哲学の杜とともに幻想的に浮かび上がらせ、かほくを象徴するランドマークとする計画となる。10月下旬から11月に着工する予定で、来年3月の完成を目指す。

北國新聞社

最終更新:8月30日(火)2時39分

北國新聞社