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入賞4人、全国最多 日本伝統工芸展

北國新聞社 8/30(火) 2:39配信

 第63回日本伝統工芸展の鑑査、審査結果が決まり、石川県内から都道府県別トップとなる4人が入賞した。鑑査委員、特待者から選ばれる日本工芸会保持者賞には寺西松太さん(62)=輪島市山岸町=の漆芸「蒔絵箱夜景(まきえばこやけい)」が輝いた。県内からの入選者は前年より9人増の70人だった。都道府県別ではトップの東京の72人に続いて2位となった。

 部門別の入選者は、陶芸18人(昨年12人)、染織6人(同2人)、漆芸28人(同28人)、金工6人(同4人)、木竹工10人(同12人)、人形2人(同2人)、諸工芸0人(同1人)だった。

 優秀賞のNHK会長賞に山岸一男さん(62)=輪島市河井町=の漆芸「沈黒象嵌合子能登残照(ちんこくぞうがんごうずのとざんしょう)」、朝日新聞社賞に田島正仁さん(68)=小松市桜木町=の陶芸「彩釉器(さいゆうき)」が選ばれた。竹岡千穂さん(33)=輪島市新橋通=の漆芸「乾漆盛器覇王樹(かんしつもりきはおうじゅ)」は新人賞を受けた。

 初入選は染織の宮越仁美さん=金沢市=と漆芸の中室惣一郎さん=輪島市=だった。

 同展は9月21日から10月3日まで東京の日本橋三越で開かれ、金沢展(北國新聞社主催)は10月28日から11月6日まで、金沢市の県立美術館で開かれる。県関係の再入選、特待者、鑑査委員、審査委員は次の皆さん。

 ◇再入選▽陶芸 宮本雅夫、吉田幸央、住田正実、徳田八十吉、新藤晋、中田博士(以上小松)北濱芳惠(白山)山田義明、南絢子、福島武山、武腰潤、米田和、南繁正(以上能美)山近泰、多田幸史(以上野々市)▽染織 坂口幸市、毎田健治、上田外茂治(以上金沢)四ツ井健(野々市)▽漆芸 清水英姿、片山雅博(以上金沢)西勝廣、内野薫、坂本康則、細谷正樹、鬼平慶司、江端俊雄、坂下好晴、内島一郎、江端博行、田中義光、水尻里見、岩波信雄、山田勘太、浦出勝彦、大角裕二(以上輪島)荒川文彦、下出直司(以上加賀)鶴田悦子(能登)▽金工 魚住安信、原智、坂井直樹(以上金沢)宮薗士朗(加賀)▽木竹工 角間泰憲、福嶋則夫(以上金沢)佐竹泰誌、中嶋武仁、中嶋虎男、佐竹一夫、佐竹巧成(以上加賀)松井裕志(かほく)▽人形 山本榮子(金沢)

 ◇特待者▽陶芸 中田一於(小松)▽漆芸 市島桜魚(金沢)▽木竹工 川北浩彦(加賀)▽人形 紺谷力(金沢)

 ◇人間国宝▽陶芸 吉田美統(小松)▽染織 二塚長生(金沢)▽漆芸 小森邦衞(輪島)前史雄(同)中野孝一(野々市)▽金工 魚住為楽(金沢)中川衛(同)▽木竹工 川北良造(加賀)

 ◇第1次鑑査委員▽漆芸 小森邦衞、寺西松太、寺尾健一(学識者)▽金工 南俊英(学識者)▽木竹工 山崎剛(学識者)

 ◇第2次鑑査委員 二塚長生、前史雄、嶋崎丞(学識者)

 ◇審査委員 中川衛、嶋崎丞(学識者)

 ◇保持者賞候補作品選定委員 魚住為楽、前史雄

北國新聞社

最終更新:8/30(火) 2:39

北國新聞社