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イラクとクルド政府、北部油田の収入めぐり協議開始へ-輸出拡大も

Bloomberg 8月30日(火)8時30分配信

イラクのアバディ首相はクルド自治政府が同国の中央政府管轄下の石油会社を経由せずに輸出してきた北部地域の原油生産に関する協議を開始することで、自治政府のバルザニ議長と合意に達した。

イラク首相府が電子メールで配布した発表資料によれば、アバディ首相とバルザニ議長はバグダッドでの会談で、イラク石油省と自治政府の天然資源省が実務協議をスタートさせることに同意。クルド人自治区と隣接するキルクーク油田から産出する原油の生産・販売が協議の焦点になる。

クルド自治政府がイラク中央政府を経由しない原油の輸出を開始した2014年以降、石油収入をめぐって中央政府と自治政府の対立が続いており、その影響もあってイラク政府の原油輸出拡大は今年に入り思うように進んでいない。自治政府との新たな合意は、石油輸出国機構(OPEC)第2位の産油国であるイラクが北部油田からの輸出を増やし、最近の世界市場への供給拡大ペース維持に役立つ可能性がある。

原題:Iraq Agrees With Kurds to Start Talks on Oil Revenue Dispute(抜粋)

Khalid Al Ansary

最終更新:8月30日(火)8時30分

Bloomberg