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【中国】武漢鋼鉄の中間期決算、48%の大幅減益

NNA 8月31日(水)8時30分配信

 中国の鉄鋼大手、武漢鋼鉄(集団)(湖北省武漢市)の上海上場子会社、武漢鋼鉄(武漢市、武鋼)が29日発表した2016年6月中間期決算によると、純利益は前年同期比47.7%減の2億7,300万元(約41億7,000万円)、売上高は16.4%減の288億5,000万元だった。製品価格の下落が売上高を押し下げた。
 鉄鋼製品の売上高は16.2%減の225億3,700万元で、内訳は熱間圧延製品が9.8%減の117億6,400万元、冷間圧延製品が22.3%減の107億7,300万元となった。証券時報網によると、今年上半期(1~6月)の武鋼の平均販売価格は熱間圧延製品が1トン当たり2,487元、冷間圧延製品が同3,663元で、それぞれ前年同期と比べて12.4%、19.2%値下がりした。
 売上高を地域別にみると、主力である華中地区は22.0%減の86億9,400万元だった。伸び幅が最も大きかったのが西南地区で、71.8%増の12億2,800万元。一方、東北地区は73.4%減の1,100万元と低迷した。
 
 ■宝鋼集団との再編、鉄鋼事業を対象
 
 武鋼はこのほど、武漢鋼鉄(集団)と宝鋼集団(上海市浦東新区)が協議を進めている再編計画について、鉄鋼事業を再編対象とする意向であるものの、具体的な事業範囲は確定していないことを明らかにした。
 30日付毎日経済新聞などによると、武鋼は再編方法についても現在検討を進めている段階で、最終的に決定していないとした。同社は再編を発表した6月下旬から続けている株式の売買取引停止をさらに最大1カ月延長することも明らかにした。
 両社の再編について、中国国家発展改革委員会の徐紹史主任は「過剰生産能力の解消政策に基づき検討されている」と述べており、コモディティー商品に関する情報提供などを行う山東卓創資訊集団のアナリストも「鉄鋼大手の再編は過剰生産能力の解消に向けた推進力になる」と指摘している。

最終更新:8月31日(水)8時30分

NNA