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<国交省燃費測定>スズキ、全車種公表値上回る

@S[アットエス] by 静岡新聞 8月31日(水)7時46分配信

 スズキが国の規定と異なる方法で自動車の燃費データを測定していた問題で、国が独自に不正の対象となった26車種を調べた結果、全車種がカタログに記載されている燃費性能を上回ったことが30日、分かった。国土交通省が同日公表した。排出ガス値は全車種でカタログ値を下回り、保安基準に適合していることも確認した。

 国交省はスズキの26車種28台を実際に路上で走行させるなどして確認試験を行った。この結果、いずれもカタログよりも0・6%~6・3%高い燃費値を記録した。

 スズキは5月下旬、規定通りに再測定した不正対象の全車種がカタログ値以上の燃費性能だったと同省に報告し「燃費を不正に操作する意図はなかった」と説明していた。同省は独自試験の結果を公表した上で、この報告について「問題はなかった」との認識を示した。

 スズキは2010年から、タイヤやブレーキなど装置ごとに測定した不正な燃費データを、完成車の屋外試験による規定通りのデータとして国に申請していた。現行の法令に行政処分や罰則の規定はないが、同省は今後3年間、スズキが新車を発売する際の審査を厳格化することを決めている。

 スズキは「国土交通省の規定と異なる不正な取り扱いを行っていたことを重く受け止め、あらためておわびを申し上げるとともに、今後とも再発防止対策に全力で取り組んでいく」としている。

静岡新聞社

最終更新:8月31日(水)10時13分

@S[アットエス] by 静岡新聞