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自家製漬物が人気 東伊豆・奈良本の山桃茶屋

伊豆新聞 8月31日(水)13時36分配信

 東伊豆町奈良本にある和食の店「山桃茶屋」(嶋田稔さん経営)で、自家製の漬物が利用客に喜ばれている。季節の地場野菜を使い、無添加で塩味を効かせた昔ながらの味で、漬物を楽しみに足を運ぶ常連客も少なくないという。

 築300年の庄屋を改装した創業約30年の店では、名物の猪鍋やキンメダイといった定食、田舎そばなどと並んで、女将の嶋田米子さん(70)手製の漬物が自慢。梅干し、たくあん、らっきょう漬けに、ナスやキュウリ、ニンジン、ゴーヤといった季節の野菜のぬか漬けなど種類もバラエティーに富み、オードブルの盛り合わせのように、数種類を皿に盛って定食などに付けて提供している。

 無添加で、旬の地場産野菜にこだわり、長年の経験で培ったという塩加減は絶妙。さらには、漬物好きの客のうんちくに耳を傾け、材料や製法に手を加えたりと日々の研究にも余念がないなど、ファン層を拡大し続けている。

 同町稲取の団体職員山田将夫さん(49)も女将の漬物が好きで通う常連客の1人。「減塩をうたった商品が多い中、塩味がしっかりと効いておいしく、おばあちゃん子だった僕には昔懐かしい味がする。白飯が進む漬物」と太鼓判を押す。

 嶋田さんは「お客さんの喜ぶ顔がうれしくてこだわって漬けている。健康である限り、おいしい漬物を作っていきたい」とほほ笑んだ。

 【写説】自慢の自家製の漬物を披露する嶋田さん=東伊豆町奈良本の山桃茶屋

最終更新:8月31日(水)13時36分

伊豆新聞