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【全米テニス】大坂なおみ、初出場で金星呼んだ201・1キロサーブは女子歴代8位!

スポーツ報知 8月31日(水)5時12分配信

◆テニス 全米オープン第1日 (29日、米ニューヨーク・ナショナル・テニスセンター)

 【ニューヨーク29日=大和田佳世】4大大会の今季最終戦が開幕し、女子シングルス世界ランク81位の大坂なおみ(18)=フリー=が、200キロ超えサーブで全豪、全仏に続いて4大大会初戦を突破した。最終セットに女子ツアー歴代8位に並ぶ時速201・1キロでサービスエースを奪い、第28シード、世界ランク30位のココ・バンダウェイ(25)=米国=に逆転勝利。2回戦は予選を勝ち上がった段瑩瑩(27)=中国=と対戦する。

 大坂が歴史に名を残した。最終セット、3―3で迎えた第7ゲーム。0―40と追い込まれたが「セリーナ(ウィリアムズ)のサーブをイメージして」と世界女王を思い描き、1つしのいだ15―40の場面で、リスクのある中央に201・1キロのサービスエース。さらに約193キロで連続エースを決めてピンチを脱し、初出場初勝利への流れを作った。

 201・1キロは計測可能なコートでは女子歴代8位タイ。全米で200キロ超えサーブは、ウィリアムズ姉妹(米国)とリシキ(ドイツ)に続き女子4人目で、日本男子のエース・錦織圭(26)=日清食品=の自己最速204キロにも迫った。たどたどしい日本語で「あ、そうなんだ。(速度は)分からなかった」と振り返った18歳は「あまり自分で自分にプレッシャーをかけないようにした。勝ってすごくうれしい」とはにかみ、パワフルなプレーと対照的に、勝利が決まると小さく左手を握った。

 躍進が止まらない。190キロ台のサーブを武器に、今季4大大会にデビューし、全豪と全仏で3回戦に進出。右膝を痛めウィンブルドンは欠場したが、今大会も「初めてで緊張した」と言いながらシード選手に逆転勝利。大舞台での強さを、担当する日本ナショナルチームの吉川真司コーチは「どの大会でも変わらず、リラックスして臨めている。本能が出て無になる時、本当の強さが出る」と説明した。

 この試合も第1セットをタイブレイクで落としたが「頭の中で(米人気歌手)ビヨンセの曲を歌って」リラックス。最速201キロの場面は「覚えてない」と、まさに無の境地。第1サーブを外せば窮地に陥る勝負どころで、歴代8位タイのサーブをたたき込める強気さを発揮してみせた。

 3歳から米国に住み、会場は幼い頃から何度もプレーしたことがある場所。苦手だった日本語も毎日2時間、動画サイトのユーチューブなどを見て学び、めきめき上達している。「緊張より楽しみが大きい」という18歳。来年2月のフェド杯代表入り、その先に続く東京五輪へ快進撃は続きそうだ。

最終更新:8月31日(水)8時40分

スポーツ報知

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