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イルカのおばあちゃん「ナナ」も登場 国内最高齢動物の“歩み”

伊豆新聞 8月31日(水)14時18分配信

 日本各地の動物園・水族館の歴史を刻んできた7頭の国内最高齢動物を紹介する児童書「ライオンのおじいさん、イルカのおばあさん」(高岡昌江著)がこのほど、学研プラスから発行された。その中で、下田市の下田海中水族館のバンドウイルカ「ナナ」が紹介されている。

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 ナナは2016年7月現在で推定46歳の雌。今も若いイルカと一緒に1日3回のイルカショーに出演している。飼育係の米良由希さんは「演技が上手なほうではないけれど、気ままでも気まぐれでも、ナナなりに頑張ってくれたらそれでいい。元気にショーに参加してくれれば、それでいい」と語っている。

 「ナナは水族館の要。ナナを中心にみんなが一つになれる。イルカの中でもナナはいつも何となく中心にいる」と米良さん。「ナナには頭が上がらないなという感じがする。『下田にはナナがいる』と言える日が、このままずっと続いてくれたら最高」と自身の思いを述べている。

 この本では、ナナのほか、キリンの「リンタ」(兵庫県・姫路セントラルパーク)やラッコの「ラスカ」(石川県・のどじま水族館)、アザラシの「トラ」(北海道・おたる水族館)などが取り上げられた。どこで生まれ、どのような出来事を乗り越え、今はどのような生活を送っているのかを、毎日世話をしている飼育員が語っている。

 同社は「飼育係の皆さんの担当動物への深い愛情と敬意が感じられる、今までにない『動物と人の読み物』になった。子どもはもちろん、大人にもぜひ読んでもらいたい」とアピールしている。

 A5変型判144ページ。定価は1400円(税別)。問い合わせは学研プラス〈電03(6431)1283〉へ。

 【写説】下田海中水族館のバンドウイルカ「ナナ」も登場する児童書「ライオンのおじいさん、イルカのおばあさん」

最終更新:8月31日(水)14時18分

伊豆新聞