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Salyu「仲間のありがたさを感じた」対バン企画東京編で片平里菜と競演

音楽ナタリー 8月31日(水)8時0分配信

Salyuが自主企画ライブ「Salyu Live 2016 Sonorous Waves」の東京公演を8月29日に東京・LIQUIDROOMにて開催した。

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「Sonorous Waves」は、Salyuが大阪と東京で実施した対バンイベント。この日はオープニングアクトにHARUHI、ゲストに片平里菜を招いて行われた。

大阪公演に引き続きの出演となったHARUHIは「The Lion is Calling Me」「Empty Motion」と英語詞の楽曲を深みのある歌声で届けていく。MCでは「今日は学校に行ってきて……疲れたー」と17歳の彼女らしい等身大のトークを展開。「でもライブは楽しい」と声を弾ませ、最後に日本語詞の「ひずみ」を伸びやかに歌い上げてステージを去った。

続く片平はアコースティックギターを手に「そんなふうに愛することができる?」を静かに披露。続けて「盛り上がっていきますか!」と声を上げると軽快に「Oh JANE」を歌唱した。この日がSalyuとの初競演になるとうれしそうに語った彼女は、さらに「Oh JANE」で発生したファンからの手拍子について「Salyuさんのお客さんは手拍子がキレイで歌いやすい!」と笑みを浮かべた。

それまで弾き語りスタイルでライブを進行していた彼女だったが、途中で“強力な助っ人”として伊澤一葉(Key / the HIATUS、あっぱ)を呼び込む。伊澤はこの日、Salyuのバックバンドとして登場が決定していたが、片平ともツアーで共演していたことからこの日の出演が決定したという。伊澤は「1日に2アーティストのステージに立つのは初めて。魂がどうにかなっちゃいそう」と不安げにこぼしながらも、片平と共に「女の子は泣かない」「夏の夜」「BAD GIRL」の3曲をプレイ。彼が去ると片平は「魂を出し切った演奏してくれて……ずるいよね」と冗談交じりに伊澤のピアノプレイを讃えた。最後に彼女は「ずっと音楽を続けて、Salyuさんみたいに私も誰かに影響を与えられるような人になれたら」と思いを語り、マイクを通さず生歌で「最高の仕打ち」を歌唱。力強くエモーショルな歌声で観客を魅了した。

そしてこの日の主役、Salyuのアクトへ。彼女は名越由貴夫(G)、ヤマグチヒロコ(Cho)、伊澤というサポートメンバーと共に登場すると、アップテンポな「be there」で観客の体を揺らしていく。その後も「landmark」「THE RAIN」などを、本人曰く「体が自由になれるようなビートを使った」というアレンジで披露。Ilmari×Salyu名義でリリースされ、ライブではひさしくプレイされることのなかった「VALON」ではバンドアレンジでオーディエンスを驚かせ、「s(o)un(d)beams」では自身とヤマグチの声をサンプリングして、心地よい浮遊感を生み出していった。

終盤のMCでSalyuはゲストを招いて行った今回の「Sonorous Waves」について「仲間のありがたさを感じながら楽しんだ」と笑顔で語り、競演者への感謝を口にする。そして「Lighthouse」で本編を締めくくった。

アンコールではSalyuが「新しいYES」を歌う。1番を歌い終わると、片平を呼び込み2人で同曲を歌唱し、双方のファンを喜ばせる。歌唱後、片平が「気持ちよくて思わず目をつぶってしまい歌詞が飛んでしまった」と間違いを謝ると、Salyuは「貴重な宝石のような間違いだった!」と声をかけた。続いて片平がアコースティックギターを手にし、片平の「Love takes time」をセッション。後半にはファンの合唱も発生し、場内は和やかなムードに包まれた。

2曲のセッションを経た片平は改めて「キレイな景色でした。この世の中にはまだまだ美しいものがあるんだなって思いました」とこの日の感想を述べる。そしてSalyuが「歌を歌うという道を歩んでいく2人ですけど、仲よく成長していきたいと思っていますので、これからもよろしくお願いします」とファンへメッセージを送り、2人でキャロル・キングの「You've Got a Friend」のカバーを披露。最後には互いに向き合って息を合わせ、絶妙なハーモニーで場内を満たした。

Salyu Live 2016 Sonorous Waves2016年8月29日 LIQUIDROOM セットリスト
HARUHI
01. The Lion is Calling Me02. Empty Motion03. ひずみ

片平里菜
01. そんなふうに愛することができる?02. Oh JANE03. 煙たい04. 女の子は泣かない05. 夏の夜06. BAD GIRL 07. Come Back Home08. 最高の仕打ち

Salyu
01. Scat02. be there03. VALON04. landmark05. THE RAIN06. My Memory07. s(o)un(d)beams08. Lighthouse<アンコール>09. 新しいYES10. Love takes time11. You've Got a Friend(※キャロル・キングカバー)

円都空間 in 犬島 produced by Takeshi Kobayashi
2016年10月8日(土)~10月11日(火)岡山県 犬島精錬所美術館 発電所跡<出演者>YEN TOWN BAND / Lily Chou-Chou Project / 安藤裕子 / 大木伸夫(ACIDMAN / ※10日、11日のみ出演)/ 金子ノブアキ(RIZE)/ Salyu / 高桑圭(Curly Giraffe)/ Chara / 津野米咲(赤い公園)/ 名越由貴夫 / 小林武史映像監修:岩井俊二

片平里菜 ホールツアー2017
2017年3月5日(日)東京都 中野サンプラザホール2017年3月19日(日)大阪府 NHK大阪ホール

最終更新:8月31日(水)8時0分

音楽ナタリー

TEDカンファレンスのプレゼンテーション動画

斬首動画が何百万回も再生されてしまう理由
昔は街の広場で、現代はYouTubeで。歴史を通じ、公開処刑には必ず人だかりがつきものでした。人が処刑というものを、恐ろしく不快に感じながらも、つい気になって見てしまうのはなぜか。フランシス・ラーソンが人間と公開処刑の歴史、中でも斬首刑に焦点を当てて解説したこのトークは、気分の良い内容ばかりではありませんが、同時に興味をそそること間違いないでしょう。