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1~2万円台の「Blade V7 Lite」「Blade E01」は買い?――2機種の違いや性能をレビュー

ITmedia Mobile 8月31日(水)6時25分配信

 この夏、ZTEからコスパの高いAndroidスマートフォン「ZTE BLADE V7 Lite」と「ZTE BLADE E01」が発売された。1~2万円台という価格が魅力だが、コスパは高いのか? 2機種のスペックやパフォーマンスなどを比べながら紹介していく。

【ホーム画面にも違いが】

●2機種の主な特徴

 ミュンヘンでデザインされたというBlade V7 Liteは、約5.0型HD(720×1280ピクセル)のディスプレイを持つスタンダードモデルだ。

 主なスペックは、64ビット1.0GHzの4コア CPU(MT6735P)、2GBのメインメモリ、16GBの内蔵ストレージ、最大32GBのmicroSD、Android 6.0、2500mAhバッテリー、Wi-Fi規格IEEE 802.11 b/g/n、Bluetooth 4.0。この他にAMラジオの番組がFMで聴けるワイドFMが搭載されている。

 外観で特徴的なのは、2.5D加工された側面のフレームに溶け込むようなデザインの前面ガラスだ。少し盛り上がったような面構成だが、フリック時に画面端までしっかりと操作しやすい印象だ。曲面を主体としたメタルボディーは、薄さ約7.9mmながらアルミ合金による堅牢(けんろう)性を確保した。

 市場想定価格2万1800円(税別)という低価格ながら高い質感に仕上がっている。カメラについては前面・背面ともに約800万画素のものが搭載されている。今回レビュー用に借りた機種のカラーは「シルバー」だが、この他に前面がブラックの「グレー」の2色が用意されている。

 BladeV7 Liteの大きな特徴は、背面の指紋認証センサーだ。アウトカメラの下に配置された指紋センサーではロック解除ができるほかに、通知領域の表示、ミュージックプレーヤーのコントロールなども可能になっている。

 Blade E01は市場想定価格1万4800円(税別)のエントリーモデルだ。約5.0型HD(720×1280ピクセル)のディスプレイ、64ビット 1.0GHzの4コア(MT6735P)はBlade V7 Liteと同じだが、メインメモリは1GB、内蔵ストレージは8GB、バッテリー容量は2200mAhで指紋認証センサーがないなど、Blade V7よりもスペックは劣る。また、Android OSのバージョンはAndroid 5.1で、Blade V7 Liteの6.0よりも古い。カメラはアウトが約800万画素、インが500万画素だ。

 背面に曲面を採用したBlade V7 Liteに対し、Blade E01はフラットなデザインを採用し、全く異なるシンプルで落ち着いた印象に仕上げている。厚さは約7.8mm、幅は約71mmとコンパクトに仕上がっており、手の小さな女性ユーザーでも持ちやすいだろう。カラーはブラックとホワイトの2種が用意されている。

●スペックやUIの違いをチェック

 2機種の比較もしていく。外観の違いは先に紹介した通り、背面に指紋センサーを設け曲面を主体としたデザインのBlade V7 Lite、シンプルな面で構成されて持ちやすいBlade E01といったところだ。内蔵バッテリー容量も多少の違いはあるが、同じ5.0型ということでサイズの差はほとんどない。前面のタッチセンサー式のナビゲーションキーを採用しているのは共通している。

 この他にも両機を触ると、メインメモリ容量の差も大きいと感じる。メモリはBLADE V7 liteが2GBで、BLADE E01が1GBだが、メモリはパフォーマンスに大きな影響を及ぼす。BLADE E01の1GBメモリでは、大容量のゲーム「ラブライブ!スクールアイドルフェスティバル」をプレイすると動作が重くなることがあった。また、E01では画面の切り替え時にもたつきを感じることもあった。

 スペック以外ではホーム画面のUI(ユーザーインタフェース)の違いにも注目したい。Blade E01はGoogleが提供する純正のホームアプリを採用している。対してBlade V7 Liteは、iPhoneのようにホーム画面にアプリのアイコンなどを並べるものに近く、ホームとアプリトレイが分かれていない。初心者にはBlade V7 Liteのホームの方が分かりやすいが、ホームを細かくカスタマイズしたいのならE01の方が向いている。

●ベンチマークスコアはどれぐらい?

 CPUの性能を測るべく、ベンチマークアプリ「AntuTu Benchmark(v6.1.4)」と「AnTuTu 3DBench」をインストールし、ベンチマークスコアを比較した。

 1回目はBLADE V7 Liteが23694で、BLADE E01は24354でほぼ同じだった。両機種ともに3Dテスト中の画面はカクカクとした表示であり、ハイスペック機種の滑らかな表示には及ばなかった。2回目のスコアはBLADE V7 Liteが23430、BLADE E01が24843で、やはりほぼ同じだった。

 ちなみに、価格が3万2800円(16GB)/3万5800円(32GB)でSnapdragon 617を搭載する「Moto G4 Plus」のスコアは45108だった。CPUの性能は、3万円台のミッドレンジスマホと比べると、1段落ちると考えた方がよさそうだ。

●初心者向けポケモンGO用としてはどうか

 パフォーマンスといえば、「Pokemon Go(以下、ポケモンGO)」への対応も気になる。ここで重視したいのはジャイロセンサーだが、残念ながらBlade V7 Lite/Blade E01はジャイロセンサーを搭載していない。ジャイロセンサーが搭載されていないとポケモンGOの独自機能であるARモード(仮想拡張)が使えず、カメラで実際の風景のを写しながらポケモンを捕まえられないので注意が必要だ。なお、両機種ともにポケモンGOのダウンロードとインストールは問題なく行える。

 ハイスペックのスマートフォンは、価格を考えるとなかなか気軽に手を出せるものではないが、1~2万円台なら「試しに使ってみよう」と思える。UIもシンプルで使いやすいし、大容量のゲームを頻繁にプレイするといった使い方でなければ、十分なコスパを実感できるだろう。

最終更新:8月31日(水)6時25分

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