ここから本文です

大砲不在で貧打深刻…阪神は“ゴメスの代役”獲得が最優先

日刊ゲンダイDIGITAL 8月31日(水)9時26分配信

「ゴメスに代わる4番がおらんことには……」

 ある阪神OBがこう言った。阪神は先日、金本監督を交えて球団の編成会議を行った。ドラフト戦略、補強方針等が話し合われたが、「最優先は大砲の補強」だと、このOBが続ける。

「今季のチーム73本塁打はリーグワースト。チーム最多はゴメスの20本、72打点だ。3位争いをする今季は最後までゴメスは必要としても、年間通して4番を任せられる力はない。守備力、走塁力が高いわけではないから、最低でも30本、90打点は打って欲しいところ。阪神は優勝した03年にはアリアス(38本、107打点)、05年には金本(40本、125打点)という大砲がいた。二軍でくすぶるヘイグとペレスの戦力外は当然として、たとえゴメスを残留させるとしても、30本以上打てる選手を新たに獲得しないと、来季も苦戦必至だ」

 一発がある打者がドッカリ座れば打線はしまるし、ホームランは試合の流れを変えられる。阪神の貧打は、大砲不在が大きく影響しているともいえる。

 ゴメス以外の打者を見渡しても来季は不安要素が多い。今季、打率・319、8本塁打、48打点と好調の福留も来年40歳。上がり目は期待できないし、鳥谷の衰えも顕著。若い北條、中谷も4番タイプとはいえず、原口もそこまでの長打力はない。

 他球団のFA選手の獲得に乗り出すとしても、平田、大島(ともに中日)をはじめ「4番打者」はいない。そうなると計算できる他球団の助っ人選手に頼るしかないが、今季、30本塁打、88打点の西武・メヒアは来季残留が決定した。

「中日・ビシエド(21本、66打点)、ヤクルト・バレンティン(25本、87打点)、広島・エルドレッド(18本、41打点)、日本ハム・レアード(30本、76打点)らの去就は未定ですが、来季も残留する可能性が高いといわれている」(放送関係者)

 資金はある球団だ。国内他球団からの“補強”が簡単にはいかないというのなら、いっそのこと、5億でも10億でも用意して、本塁打をバカバカ打てる現役メジャーリーガーを引っ張ってくるしかない。フロントも2年続けて金本監督に恥をかかせるわけにはいかない。

最終更新:8月31日(水)9時26分

日刊ゲンダイDIGITAL

スポーツナビ 野球情報

MLB 日本人選手出場試合9月28日(水)