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もうメモ用紙はいらない! 書いた内容を即PCに取り込む「Write2Go」がメモにぴったり

ITmedia PC USER 8月31日(水)6時10分配信

●鳴りまくる電話、かさばるメモのゴミ……

 これまで上海問屋製品のレビューをしてきた山口先輩ですが、ITmediaニュースへ旅立っていったために新入りの私、井上が担当させていただくことになりました。どうぞよろしくお願いいたします。

【画像】書いた内容がそのままPCに反映される……だと!

 さて、新入りがまずやることと言えば電話取りですよね。特に弊社では仕事柄、引っ切りなしにさまざまなところから電話がかかってくるので慣れるまでは大変です。「■■■(企業名、聞いたことない)のほにゃらら(名字、珍しくて何て言ってるか分からない)ですが~」というような電話がかかってくると、まず企業名とお名前を覚えるのに精いっぱいで、その後に続く用件が頭に入ってこなかったり、あるいは用件を覚えても誰からの電話だったか取り次ぐ間に忘れてしまったりで脳内パニック状態になることもありました。

 もっとも、これは聞きながらメモを取るように心掛ければなんてことはない話。メモ用紙を用意して、電話機の前に置いておくことで確実に相手先と用件を取り次げるようになります。ですがこうなると今度はメモ用紙をじゃんじゃん消費していきます。一回の電話で使う用紙の量は微々たるものですが、電話を受けてはメモ、電話を受けてはメモ……を繰り返していると結構メモ用紙を消費していきます。小まめにゴミ箱に捨てに行くのも面倒です。

●電話取りの救世主現る

 電話取りのメモは、取り次ぎさえできれば目標は達成するわけです。つまり、ある程度の期間それを残しておく必要はなく、受けた内容を伝えたら消して問題ありません。ゴミが出ずに、書いては消し、書いては消し、目標をセンターに入れてスイッチ……そんな製品がないかと思っていたら、上海問屋がそんな製品の取り扱いを始めました。

 「これどこかで見たことあるぞ」と気付いた方もいるかもしれません。Write2Goは画面部分に「ブギーボード」の技術を採用しており、書き心地はブギーボードと全く変わりません。

 この通り、サイズ的にも電話の近くに置くのにちょうどよく、電話取り専用デバイスと言っても過言ではありません。しかし、このWrite2Goは単純に書いて消すだけの電子メモパッドではないのです。

●PCとUSB接続でメモを転送可能!

 Write2GoにはminiUSBのポートがあり、PCとUSB接続して書いたメモをPC側のアプリに転送することができます。例として、PCと接続した後に以下のようなメモを書いてみます。

 すると、PCのアプリが筆記を自動的に検知してメモ内容をアプリ上に反映します。

 筆圧が弱いとPC上に反映されないことには気を付けなければいけませんが、それ以外は手書きメモなどの取り込みツールとしてかなりよくできていると思います。PC上への手書きというと、ワコムのペンタブや最近のタブレットPCなら筆圧感知ペンでの入力も可能です。しかし、ペンタブですと手元を見ずに画面を見ながら書かなければいけませんし、タブレットPCへのペン入力ですと液晶の上にガラスがあるので、見る角度によってペンの位置と液晶への描画位置がずれることがあるなど、紙への手書きに比べると異なる部分があります。一方、Write2Goは入力部分にブギーボードの技術を採用しているので、ブギーボードと同じくほとんど紙同様の書き心地を味わえます。

 PC側のアプリもよくできており、Write2Go上に筆記すると自動でメモアプリが立ち上がり、リアルタイムで筆跡がPC上に再現されます。書き終わったらWrite2Goあるいはアプリの左側にある「PenPowerメモ管理に送る」ボタンを押せば「PenPowerメモ管理」アプリにメモ内容が追加されます。

 また、取り込んだメモは各インスタントメッセージアプリに送信することができます。ここでは試しに、Skypeで山口パイセンとのチャットに個人的なメモを送りつけてみます。

 他にもpdfの手書き署名やMicrosoft Office各アプリへの画像挿入機能などがあります。このように、ちょっとしたメモ用途としても書き心地が良く、その内容をPCに転送することでさまざまなアプリと連携できるのがこのガジェットの長所です。価格は税込9999円とメモ用途のみで考えると高めに感じますが、機能性を考えると納得できる価格帯です。先にも触れましたが、筆圧が弱いとPCに反映されないという性質上、お絵描きよりも文字を書くことに特化したガジェットです。デスク上でメモをよく取る方に向いています。紙のメモから解放されますよ。

最終更新:8月31日(水)6時10分

ITmedia PC USER