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リオ大活躍ALSOKは圏外 今どき体育会学生の就職人気企業

日刊ゲンダイDIGITAL 8月31日(水)9時26分配信

 リオ五輪が閉幕したが、2020年の東京で期待のホープになりそうな体育会学生が選んだ就職人気企業が面白い。

 アスリートプランニングの調査によると、1位は「三井住友銀行」、これに次ぐ2位が「東京海上日動火災」。一般学生とそう変わらない気もするが、実はこの2社、「東京2020ゴールドパートナー」といって、JOC(日本オリンピック委員会)の有力スポンサーなのだ。ほかにも、ランキング上位にはJOCの公式スポンサー企業が居並んでいる。学生もバカではなく、運動について関心の高い企業を意識しているようだ。ただし、リオで所属選手がメダルを量産したALSOKは圏外だった。

 興味深いのは、アスリート学生の内定率の高さ。7月時点の集計では88.7%の学生が内定を得ており、約8割が就活を終了。調査機関こそ違うが、一般学生の7月時点の内定率が72.7%(マイナビ調べ)だという点と比較すると、かなり順調といっていい。

 体育会学生の就職といえば、先輩や有力OBの“コネ”。ところが、アスリートプランニングの調査では、「先輩・指導者の紹介」で選考に参加した学生は19・5%しかおらず、ほぼ自力で就活している。バブル前の運動部員は、指導者やコーチが就職企業まで用意してくれていたから、時代も変わったものだ。

「企業を選んだ理由で多かったものに『人事(社員)の対応が丁寧だった』があります。体育会学生は普段の部活動で礼儀作法を重んじていることから、人事担当者をはじめとする社員の言動は、進路選択の上で重要な要素となるようです」(アスリートプランニング担当者)

 2020年にメダルが期待できそうな選手には、美人レスラーとして注目の女子48キロ級の宮原優(22=東洋大4年)やフェンシングの2016年世界ジュニア優勝の松山恭助(19=早大2年)、水泳平泳ぎの渡部香生子(19=早大2年)らがいる。彼らは、どこに就職しているのか。

最終更新:8月31日(水)9時26分

日刊ゲンダイDIGITAL