ここから本文です

韓国・清州 来月ユネスコ直指賞の授賞式など盛りだくさん

聯合ニュース 8月31日(水)11時15分配信

【清州聯合ニュース】国連教育科学文化機関(ユネスコ)は2001年9月4日、現存する世界最古の金属活字本である「直指心体要節」(直指)と朝鮮王朝の重要な資料「承政院日記」を「世界の記憶」(世界記憶遺産)に登録することを決めた。

 直指が西洋の最古の金属活字本である「グーテンベルク聖書」の完成より80年近く早い1377年に忠清北道清州市の興徳寺で刊行されたことが世界的に認められた瞬間だった。

 当時、世界の記憶に登録された韓国の記録物は「訓民正音解例本」と「朝鮮王朝実録」だけだった。その後2007年に「海印寺大蔵経および諸経板」「朝鮮王朝儀軌」「東医宝鑑」「日省録」「5・18民主化運動の記録物」「乱中日記」「セマウル運動記録」「儒教冊板」「KBS特別生放送『離散家族を探しています』の記録物」の9件が登録され、現在は計13件に上る。

 清州市は直指が世界の記憶に登録されたことを記念する「世界の記憶事業」を促進するため、2004年にユネスコ直指賞を制定、9月4日を「直指の日」に定めた。05年からは授賞式を開き、今年で6回目を迎える。

 同賞の候補はユネスコ加盟国の政府と政府間機関、ユネスコと正式な関係を結んでいる国際非政府組織が推薦する。審査委員はユネスコ事務局長が選定した世界の記憶国際諮問委員会の委員14人で構成するなど、国際的な権威を備えている。

 受賞者には賞状と賞金3万ドル(約310万円)が授与される。

 今年は中南米の国が記録遺産の保存のために共同設立した「Iberarchivos-Programa ADAI」が選ばれた。

今年の同賞には計約30カ国・地域の40余りの機関が申請した。ユネスコに約2700ある賞の中で4番目に多く、年々権威が高まっている。

 清州市は直指の価値にあらためて光を当てる国際イベント「直指コリア国際フェスティバル」が開幕する来月1日に授賞式を開催する。

 同フェスティバルでは世界最古の金属活字本が発刊された地域にふさわしい記録物に関する会議が開かれる。

 同3日には世界印刷博物館協議会が創立総会を開催する。協議会は世界の印刷博物館と関連機関による国際的なネットワークを通じ、世界の印刷文化の過去と現在、未来を研究し、交流の中心的な役割を果たすとされる。

 創立総会に先立ち、同2日には歴代の直指賞受賞機関が参加する会議が開かれる。受賞機関同士の協力の場を作り、記憶遺産の未来に向けた価値をさらに強固にしようとの趣旨で開かれる。 

 同フェスティバル関係者は「今回の直指コリアを通じ、清州が記憶遺産と印刷文化の中心都市に発展する契機になるだろう」とした上で、「記憶遺産の未来に向けたビジョンを共有する時間になる」と話した。

最終更新:8月31日(水)11時26分

聯合ニュース

TEDカンファレンスのプレゼンテーション動画

斬首動画が何百万回も再生されてしまう理由
昔は街の広場で、現代はYouTubeで。歴史を通じ、公開処刑には必ず人だかりがつきものでした。人が処刑というものを、恐ろしく不快に感じながらも、つい気になって見てしまうのはなぜか。フランシス・ラーソンが人間と公開処刑の歴史、中でも斬首刑に焦点を当てて解説したこのトークは、気分の良い内容ばかりではありませんが、同時に興味をそそること間違いないでしょう。