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東北復興 意見交わす 仙台で東経連50周年シンポ

福島民報 8/31(水) 10:44配信

 東北経済連合会創立50周年記念「未来創生シンポジウム」は30日、仙台市の電力ホールで開かれた。日本イタリア国交150周年を踏まえ、イタリアの地方創生の取り組みを東日本大震災からの東北の復興につなげようと意見を交わした。
 東北経済連合会主催、福島民報社など東北6県と新潟県の各新聞社の共催、福島県などの後援。イタリアの地方の小さな村でファッションの高級ブランドを設立したブルネロ・クチネリ氏が「理念と実践~人間の尊厳とより善き社会の実現」と題し基調講演した。クチネリ氏は哲学者の言葉を挙げ、「日本という素晴らしい国を見つめ、文化を築いてほしい」と主張した。
 東北の復興に尽力している安西洋之氏(モバイルクルーズ社長)、勝尾岳彦氏(コンシリウム社長)、御手洗瑞子氏(気仙沼ニッティング社長)、梶屋陽介氏(セッショナブル社長)がクチネリ氏を囲み「Pride&Happiness~イタリアの地方創生から探る東北の未来」をテーマにパネル討論した。堀義人氏(グロービス経営大学院学長)が進行を担当した。
 主催者を代表して東北経済連合会の海輪誠会長(東北電力会長)が「震災で人口減少や高齢化が深刻さを増した。東北の復興は世界が注目している。未来に向かって新しい東北をつくっていきたい」とあいさつした。冒頭、出席者全員でイタリア地震の犠牲者に黙とうをささげた。約550人が出席した。

福島民報社

最終更新:8/31(水) 17:17

福島民報